第38回、改造計画

2008年オフ、改造計画の第七弾は、シカゴ・ブルズ」

 「来シーズンの優勝を狙えるチームにする」
 この目標に向けて、無理やりチームロスターの改造を行うこの企画
 管理人の独断と偏見により、凝り固まった案となっていますので、どうか笑ってやってください。

 管理人 asua




現在のロスター
 No. Player Pos Ht Wt DOB Exp College
 25 Asik, Omer C 7-0 255 7/4/86  R None
 9 Brown, Elton FC 6-9 255 9/9/83  R Virginia
 9 Deng, Luol GF 6-9 220 4/16/85  4 Duke
 90 Gooden, Drew PF 6-10 250 9/24/81  6 Kansas
 7 Gordon, Ben SG 6-3 200 4/4/83  4 Connecticut
 34 Gray, Aaron C 7-0 270 12/7/84  1 Pittsburgh
 12 Hinrich, Kirk G 6-3 190 1/2/81  5 Kansas
 32 Hughes, Larry G 6-5 184 1/23/79  10 Saint Louis
 35 Nichols, Demetris F 6-8 216 9/4/84  1 Syracuse
 13 Noah, Joakim FC 6-11 232 2/25/85  1 Florida
 5 Nocioni, Andres F 6-7 225 11/30/79  4 None
 43 Powell, Roger SF 6-6 235 1/15/83  2 Illinois
 1 Rose, Derrick PG 6-3 190 10/4/88  R Memphis
 2 Sefolosha, Thabo GF 6-7 215 5/2/84  2 None
 15 Simmons, Cedric FC 6-9 235 1/3/86  2 North Carolina State
 24 Thomas, Tyrus F 6-9 215 8/17/86  2 LSU
 35 Washington, Darius G 6-2 195 12/6/85  1 Memphis

ちなみに、改造開始当初はゴードンの再契約が済んでおらず、各項目には後半から入っていることを先に書かせていただきます。


まずは、チーム戦力の再確認から。
おおざっぱなスタッツと、サラリー状況などを。

PG カーク・ハインリック(11.5得点・3.3リバウンド・6.0アシスト 4年3750万ドル)今シーズンのサラリー1025万ドル
   デリック・ローズ(1位指名、190p)482

SG ラリー・ヒューズ(12.2得点・3.4リバウンド・2.7アシスト 06-07、70ゲーム。07-08、68ゲーム 2年2650万ドル)1282
   タボ・セホローシャ(6.7得点・3.7リバウンド・1.9アシスト、3P・33.0・試投数・1.3、201p 2006年13位指名、2010年オフに制限付きFA)193

SF アンドレス・ノシオニ(13.2得点・4.2リバウンド・1.2アシスト、3P・36.4%・試投数4.2、82ゲーム24分、5年3500万ドル)800
   BYCの為、トレード困難 ルオール・デン(17.0得点・6.3リバウンド・2.5アシスト、3P・36.4%(試投数0.4)63ゲーム33分)938
   デメトリス・ニコルス(1.1得点、203p)88

PF ドリュー・グッデン(12.0得点・8.6リバウンド 契約残1年715万ドル)715
   ジョアキム・ノア(6.6得点・5.6リバウンド・1.1アシスト、74ゲーム20分)229
   タイラス・トーマス(6.8得点・4.6リバウンド。1.2アシスト、206p、2006年4位指名)193
   セドリック・シモンズ(0.6得点 206p、14ゲーム 2006年15位指名)174

 C オマー・アスルク(R 全体36位指名、213p)
   アーロン・グレイ(2年目 213p 4.3得点・2.8リバウンド 61ゲーム10分 2007.49位指名)71

 カーク・ハインリック、ルオール・デン、アンドレス・ノシオニに、デリック・ローズ、ジョアキム・ノアに対するチームオプションを行使していたして、これだけで2010-11シーズンのサラリー総額は現時点で3500万ドルを超え、タイラス・トーマス、タボ・セホローシャ、セドリック・シモンズに対し、再契約に最低でもクオリファイイングオファーでの1年契約と仮定すると、合計は5000万ドル弱。
 このことを考えると、ブルズは2010年問題を目標としていないようだ。そう考えると、むしろそれを理由に動けずにいるチームがいる状態は好機ともいえる。



 フィラデルフィア・76ersとのトレードでアンドレ・ミラーの獲得

  76ers放出 アンドレ・ミラー(契約残1年1033万ドル) レジー・エヴァンス(3年1468万ドル)今シーズン464万ドル ウィリー・グリーン(3年1100万ドル)
  ブルズ放出 カーク・ハインリック ドリュー・グッデン

 76ersはミラーが契約延長を希望しているが、ここまでサインには至っていない。これは32歳のミラーとの契約延長によるリスクを嫌ってのことか、もしくは、年1000万ドルでの契約延長を結んだとしたら、2010-11シーズンには現段階でサラリー総額が7000万ドルを超えるという事態を恐れてなのか、どちらかではないかと考えている。そこで、今年で27歳のハインリックをオファーし、契約を3年残しているエヴァンスとグリーンを契約が今シーズンいっぱいのグッデンと交換するトレードをオファーする。スタッツ上、ブルズにメリットの大きいトレードとなるため、ブルズは合わせて2巡目指名権、もしくは76ersのジェイソン・スミスが怪我をしたことを受け、アスルクorグレイの放出が必要になるか。


PG アンドレ・ミラー(17.0得点・4.0リバウンド・6.9アシスト。契約残1年1033万ドル)
   デリック・ローズ(1位指名、190p)482

SG ラリー・ヒューズ(12.2得点・3.4リバウンド・2.7アシスト 06-07、70ゲーム。07-08、68ゲーム 2年2650万ドル)1282
   タボ・セホローシャ(6.7得点・3.7リバウンド・1.9アシスト、3P・33.0・試投数・1.3、201p 2006年13位指名、2010年オフに制限付きFA)193

SF アンドレス・ノシオニ(13.2得点・4.2リバウンド・1.2アシスト、3P・36.4%・試投数4.2、82ゲーム24分、5年3500万ドル)800
   BYCの為、トレード困難 ルオール・デン(17.0得点・6.3リバウンド・2.5アシスト、3P・36.4%(試投数0.4)63ゲーム33分)938
   ウィリー・グリーン(12.4得点・2.5リバウンド・2.0アシスト。3年1100万ドル)338
   デメトリス・ニコルス(1.1得点、203p)88

PF ジョアキム・ノア(6.6得点・5.6リバウンド・1.1アシスト、74ゲーム20分)229
   タイラス・トーマス(6.8得点・4.6リバウンド。1.2アシスト、206p、2006年4位指名)193
   レジー・エヴァンス(5.2得点・7.5リバウンド・0.8アシスト。3年1468万ドル)464
   セドリック・シモンズ(0.6得点 206p、14ゲーム 2006年15位指名)174

 C オマー・アスルク(R 全体36位指名、213p)
   アーロン・グレイ(2年目 213p 4.3得点・2.8リバウンド 61ゲーム10分 2007.49位指名)71

続いて、Cを獲得したいところ。”トレードの噂がある”ということで、こちらでも多用しているメンフィス・グリズリーズのダルコ・ミリチッチの獲得は健闘したが、このロスターからグリズリーズが納得するトレードを行うと(恐らくは若手主体の交換要員or指名権)、結果その陣容で優勝できるかが疑問に感じられた為、こちらの案自体を却下。




 そこでもう1つ。ジェリー・スローンHCがトレード嫌いなのを承知で、ユタ・ジャズとのトレードを敢行する。

 ジャズから、カルロス・ブーザー、メメット・オクァを獲得する

 ジャズ放出 ブーザー(21.1得点・10.4リバウンド・2.9アシスト。契約残2年2350万ドル・来シーズンはプレイヤーオプション)今シーズン1126万ドル
         オクァ(14.5得点・7.7リバウンド・2.0アシスト。2年1750万ドル・来シーズンはプレイヤーオプション)850
         アンドレイ・キリレンコ(11.0得点・4.7リバウンド・4.0アシスト。3年5000万ドル)1510

 ブルズ放出 ラリー・ヒューズ(12.2得点・3.4リバウンド・2.7アシスト 06-07、70ゲーム。07-08、68ゲーム 2年2650万ドル)1282
         ドリュー・グッデン(12.0得点・8.6リバウンド 契約残1年715万ドル)715
         アンドレス・ノシオニ(13.2得点・4.2リバウンド・1.2アシスト、3P・36.4%・試投数4.2、82ゲーム24分、5年3500万ドル)800
         タイラス・トーマス(6.8得点・4.6リバウンド。1.2アシスト、206p、2006年4位指名)193

 スタッツ上はほぼ±0といったトレード。
 まず、このトレードでジャズはその才能は認めながら、サラリーが高すぎるとしていたキリレンコの放出に成功する。更に、今シーズンのサラリーで言えば300万ドルほどの削減に成功。来オフにブーザー、オクァがFAとなり、ロスターの大変動が行われると見られていたが、これでフロントコートにノシオニ、トーマス。バックコートにヒューズが確保でき(しかも、ヒューズは来シーズンいっぱいで契約切れ)、グッデンの契約が今シーズンいっぱいの為、来シーズンのサラリーも現状でブーザー、オクァがプレイヤーオプションを行使したケースよりも1000万ドル以上も抑えることができる。今シーズンはグッデンをスターターとしつつ、トーマスを育てることができれば、既に実績と契約の確保ができているノシオニとで、スターティングFの確保が来シーズンの分までできる。
 一方のブルズはブーザーとオクァの契約が来シーズンいっぱいという不安はあるが(できれば、獲得と同時に契約延長が望ましい)、これでインサイドの不安が吹っ飛び、一気にインサイドがチームの強みとなる。
 さらにはキリレンコという大きなディフェンス力も手に入れることができる。昨シーズン、平均失点が100.4と100点を超えたが、この点の改善に大きく貢献してくれると期待している。


PG カーク・ハインリック(11.5得点・3.3リバウンド・6.0アシスト 4年3750万ドル)1025
   デリック・ローズ(1位指名、190p)482

SG タボ・セホローシャ(6.7得点・3.7リバウンド・1.9アシスト、3P・33.0・試投数・1.3、201p 2006年13位指名、2010年オフに制限付きFA)193

SF アンドレイ・キリレンコ(11.0得点・4.7リバウンド・4.0アシスト。3年5000万ドル)1510
   BYCの為、トレード困難 ルオール・デン(17.0得点・6.3リバウンド・2.5アシスト、3P・36.4%(試投数0.4)63ゲーム33分)938
   デメトリス・ニコルス(1.1得点、203p)88

PF カルロス・ブーザー(21.1得点・10.4リバウンド・2.9アシスト。契約残2年2350万ドル・来シーズンはプレイヤーオプション)1126
   ジョアキム・ノア(6.6得点・5.6リバウンド・1.1アシスト、74ゲーム20分)229
   セドリック・シモンズ(0.6得点 206p、14ゲーム 2006年15位指名)174

 C メメット・オクァ(14.5得点・7.7リバウンド・2.0アシスト。2年1750万ドル・来シーズンはプレイヤーオプション)850
   オマー・アスルク(R 全体36位指名、213p)
   アーロン・グレイ(2年目 213p 4.3得点・2.8リバウンド 61ゲーム10分 2007.49位指名)71



 この時点で、「SG…」と悩んでいたら、ベン・ゴードンがクオリファイイング・オファー640万ドルでの1年の再契約で合意した。

 次いで、メンフィス・グリズリーズへルオール・デンを放出する。

 BYCとは、大型契約を結んだ選手を1年目にトレードされるのを防ぐ為のルール。新しい契約の1年目のサラリーが、前年比20%以上増の場合、契約より1年適応される。適応された選手はその期間、放出する側のチームでは、トレードする際にその選手のサラリーを、前の最終年のサラリーの50%、もしくは1年目のサラリーの50%として計算。獲得する側は通常通り、新しい契約の初年度の額でサラリーを計算するため、トレードが困難となる。

 今回の場合では、ブルズがトレードの際に、デンのサラリーを新たな契約の初年度のサラリー938万ドルの50%である469万ドルとして計算する。
 グリズリーズは938万ドルで計算する。
 その為、ブルズはデンを放出することで、そのサラリーの125%+10万ドル(=596万ドル)までの選手しかブルズは獲得できない。

 ので、加えてベン・ゴードンも放出する。640万ドルでの再契約で合意したゴードン。本来は契約後、60日間はトレードできないが、1対1のトレードではその限りではない。更に色々、暴走したりするジョアキム・ノアもこのトレードの結果、出場時間が激減し、新たな火種となる可能性が十分あるので先に放出する。
 まず、このBYCであるデンの放出に踏み切ったのは、キリレンコを獲得したことで、バックアップであることが必要とされるのがデン。しかし、それはチームとしても、プレイヤーとしてももったいない選択となるため、トレードを模索した。BYCの為、現時点でサラリーキャップを下回っているメンフィス・グリズリーズとしかトレードが成立しえない、というのがグリズリーズを選んだ理由。
 ゴードンは、契約延長交渉で見事なまでにチームともめたことを考えれば、少なくとも来オフの再契約が済むまではシカゴ・ブルズに献身的なプレーを見せるとは考えにくく、今シーズンを勝負の年と考えるこの計画からは外されることとなった次第。

 ブルズからグリズリーズへ
   BYCの為、トレード困難 ルオール・デン(17.0得点・6.3リバウンド・2.5アシスト、3P・36.4%(試投数0.4)63ゲーム33分)938
   ジョアキム・ノア(6.6得点・5.6リバウンド・1.1アシスト、74ゲーム20分)229
   ベン・ゴードン(18.6得点・3.1リバウンド・3.0アシスト)640
 グリズリーズからブルズへ
   ダルコ・ミリチッチ(7.2得点・6.1リバウンド・0.8アシスト)700 ゴードンと1対1という形式でトレード
   マーク・ガソル(ルーキー、213pのC。オリンピックで高い評価を受ける)362

 グリズリーズからポートランド・トレイルブレイザーズへ
   マイク・コンリー(9.4得点・2.6リバウンド・4.2リバウンド)363
   2巡目指名権を1つ
 ブレイザーズからブルズ
   マーテル・ウェブスター(10.7得点・3.9リバウンド・1.2アシスト)377


 まず、グリズリーズ。
 グリズリーズは来オフにゴードンを引き留めることができる財政的なゆとりがある(来オフ、現時点でサラリー総額約5300万ドルとサラリーキャップを下回っている)。トレードも考慮されていたミリチッチ、過剰気味なGの一人であるコンリー、大きな期待を寄せつつもルーキーのマーク・ガソルを放出することで、実績のあるデン、ゴードンに伸び白のあるノアを獲得することができる。スタッツで考えた場合、(デン+ノア+ゴードン)-(ミリチッチ+コンリー)=25.6得点・6.3リバウンド・1.6アシストとなり、おおざっぱではあるが、ガソルがそれほどの活躍をブルズでしない限り、”赤字”にはならない計算となる。

 続いてブレイザーズ。
 ショウン・リヴィングストン獲得に名前が挙がるなど、いまだにPGを探しているブレイザーズ。コンリーが獲得できるとなれば、食いついてくるだろう。しかも指名権付き。若手を多く抱えるブレイザーズの悩みの種が再契約問題。ウェブスターも来オフに制限付きFAとなるが、コンリーはまだ2年目と制限付きFAとなるのも2011年のオフと、ルーキー契約もかなり残っている。成長次第では、あと2年でFAとなるS・ブレイクについての対応も楽になる。

 サラリー計算
  グリズリーズ獲得 デンの938万ドル + ノアの229 + ゴードンの640 = 1807
  グリズリーズ放出 ミリチッチ700 + ガソル362 + コンリー363 = 1425
   グリズリーズはサラリーキャップを800万ドル以上下回っており、トレードの際に「放出選手のサラリー総額125%+10万ドル」以内しか選手を獲得できない、というサラリーキャップを超えたチーム同士のトレードに適応されるルールは適応されないため、実現可能。

  ブレイザーズ獲得 コンリー363
  ブレイザーズ放出 ウェブスター377

  ブルズ獲得 ミリチッチ700
  ブルズ放出 ゴードン640  このトレードは即時に実行可能とするために1対1として処理

  ブルズ獲得 ガソル362 + アウトロー377 =739
  ブルズ放出 デン469 + ノア229 =698
   獲得選手サラリー総額が、放出選手サラリー総額の125%+10万ドル以内に収まっているため、トレード可能。


 トレードの結果

PG カーク・ハインリック(11.5得点・3.3リバウンド・6.0アシスト 4年3750万ドル)1025
   デリック・ローズ(1位指名、190p)482

SG マーテル・ウェブスター(10.7得点・3.9リバウンド・1.2アシスト)377
   タボ・セホローシャ(6.7得点・3.7リバウンド・1.9アシスト、3P・33.0・試投数・1.3、201p 2006年13位指名、2010年オフに制限付きFA)193

SF アンドレイ・キリレンコ(11.0得点・4.7リバウンド・4.0アシスト。3年5000万ドル)1510
   デメトリス・ニコルス(1.1得点、203p)88

PF カルロス・ブーザー(21.1得点・10.4リバウンド・2.9アシスト。契約残2年2350万ドル・来シーズンはプレイヤーオプション)1126
   マーク・ガソル(ルーキー、213pのC。オリンピックで高い評価を受ける)362
   セドリック・シモンズ(0.6得点 206p、14ゲーム 2006年15位指名)174

 C メメット・オクァ(14.5得点・7.7リバウンド・2.0アシスト。2年1750万ドル・来シーズンはプレイヤーオプション)850
   ダルコ・ミリチッチ(7.2得点・6.1リバウンド・0.8アシスト)700
   オマー・アスルク(R 全体36位指名、213p)
   アーロン・グレイ(2年目 213p 4.3得点・2.8リバウンド 61ゲーム10分 2007.49位指名)71


 グリズリーズとのトレード。実際はM・ガソルに期待している。ミリチッチはガソル次第では出場時間の減少も十分あり得る。もし、不平を言いだしても、来オフには”契約最終年、かつ2010年問題直前”というトレード付加価値が付き、放出は容易なはず。更に言えば、ガソルの器次第では、ブーザー・オクァとの契約延長も、交渉がうまくいったほうとだけ行う、などチーム有利に進めることができる。
 これで契約選手は13名。あとはPG1人、スウィングマン1人でチームは完成する。
 上記13名で総額6958万ドル(万ドル単位以下は切り捨てての計算の為、実際はもう少し上)。ラグジュアリータックス課税ラインが7115万ドルで、ギリギリこれを超えることにはなりそう(36位指名のアスルクの契約額が入っていないことなどから)だが、これだけの陣容が整い、優勝へまい進できるのであれば、多少は目をつむってもらいたいところ。
 PGは二人とも若いことから、経験豊かなダレル・アームストロング、デイモン・スタウダマイヤーのどちらか。スウィングマンには、第一希望ボンジ・ウェルス、第二がファイナルを経験したイラ・ニューブルか。

 圧倒的な強みを持つことになるインサイドを軸とし、ゾーンに対してはオクァ、ウェブスターが外から攻め、ディフェンスではキリレンコに大いに期待するこの布陣。
 1位指名のローズには、若手らしい勢いのあるプレーを期待した。インサイドを軸とすると、どうしても手詰まりになる時間帯が必ずある。それを打破し、流れを呼び込むことができればと。この選手について詳しく知らないが、190とサイズがあることから、場面によってはやや手薄なSGとしての起用にもこたえてほしいところだ。

 あと言えば、実はこの結果、契約延長などを結ばなければ、ブルズは来オフに契約が残っているのが、ルーキー契約の選手とハインリック、キリレンコ、ガソル、ミリチッチのみで5000万ドルを切ることになる。更に前述のとおり、ミリチッチはトレード価値が上がっており、トレードは自在。万が一(?)、この布陣で結果を出せなかったとしても、来オフの再補強は容易なはず…だ。



 以上です。楽しんで読んでいただければ幸いです。





 2008年オフの改造計画は以上で終わりたいと思います。実はもう2チームほどやりたかったのですが、時間の関係上、キャンプ開始までに間に合いませんでした(優勝を狙おうと思えば、せめてロスターはトレーニングキャンプ開始時までに固まっていなくては、と考えていますもので。ブルズも実際、間になってないんですが)。
 管理人の力不足としか言いようがありません。沢山のご希望をいただいておきながら、申し訳ありません。アンケートにお答えいただき、ありがとうございました。



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 よろしくお願いします。
          管理人 asua

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