第11回は不良債権処理(笑)!

ニューヨーク・ニックス!
さて、現在課題しか抱えていないチームを
どうすべきか、知恵を絞った結果が
以下の通りです。

狙うはやはり「優勝!」

さて、リーグ屈指の問題山積チーム、ニューヨーク・ニックスへの外科手術を施そうと
試みるわけですが、これがなかなか・・・。今回もかなり希望とは違い「やりたいこと」より
現実に負けての「やれること」を優先した感がありますが、「絵に描いたモチ」で
満足するのもこれまた、ちと悲しい話ですので頑張って来週にでも起こりそうな
話を「絵」に書いてみました(笑)。

PGにチャーリー・ウォード、ハワード・アイズリー。
SGにアラン・ヒューストン、シャンドン・アンダーソン、ラトレル・スプリューエル。
PFにカート・トーマス、クレランス・ウェザースプーン、アントニオ・マクダイス、オセラ・ハリントン。
Cにトラビス・ナイト、マイケル・ドレアック。
以上の様な豪華なようで実は過剰投資の結果、今シーズンのサラリー総額は9353万ドル。
ミルウォーキー・バックスのチーム価格が3億ドルから3億5000万ドルと言われています。
つまり、3年のサラリーで一チームが買えるワケです。
大都市ニューヨークにチームを構えているメリットで、金銭面ではリーグ最高級に恵まれていますが、
それを活用しても現状はプレイオフへの進出も怪しいもの。
そうなると、大々的な外科手術が必要不可欠でしょう。

まずは最近、ニックス側が欲張ってご破算になったトレードを再度打診し、成立させます。
そのトレードとは
ラトレル・スプリューエル(ニューヨーク・ニックス)
↓↑
キース・ヴァンホーン(フィラデルフィア・76ers)
と言うもの。これはニックス側がヴァンホーンに+αを望み、ご破算になったそうですが
76ers側がチャーリー・ウォードとオセラ・ハリントンに興味を持っているそうで、
これを
L・スプリューエル+C・ウォード+O・ハリントン
↓↑
K・ヴァンホーン
として、サラリーの釣り合いもとり、トレードを成立させます。

続いて、長年の課題インサイドですがトレード市場に置いてニックスでは数少ない人気プレイヤー、
カート・トーマスを出します。
変わりに獲得するのがニューオリンズ・ホーネッツのPJ・ブラウン、エルデン・キャンベルの2選手。
サラリーの釣り合いもとれます。
今シーズン後FAとなる2選手を引き留めるとなると
ニューヨークと違い、財政上ゆとりのないニューオリンズには
期待のセンター、ジャマール・マグロワの引き留めとで
大きな負担となってしまうのが実状。
そうなると年平均で500万ドルであと2005年まで契約があり、年も少しながら若いカート・トーマスを
確保するとしても、損な話ではないはず。
もちろん、ニックス側としては35歳のオフにはFAになるセンターを獲得するわけですが、
引き留めはニックスならば可能ですし、年齢もまだ2年契約程度ならばプレーできます。
PJ・ブラウンは今シーズンも10.3得点&8.6リバウンドを挙げていますので、
カート・トーマスの穴を埋めてくれるでしょう。

そして、PFのクレランス・ウェザースプーンを出して
ヒューストン・ロケッツのSF、グレン・ライスを頂きます。
リバウンダーを必要としているヒューストンは
高サラリーのライスを処分できますし、飛んで乗ってくるはずです。
ニューヨークはアウトサイドからの得点が期待できれば文句ないでしょう。ウェザースプーンは
ポジション的にPJ・ブラウン、アントニオ・マクダイスとポジションが被ってきますので
放出しても問題ないかと。

以上の結果

PG ハワード・アイズリー
SG アラン・ヒューストン(控えシャンドン・アンダーソン)
SF キース・ヴァンホーン(グレン・ライス、シャンドン・アンダーソン)
PF アントニオ・マクダイス(PJ・ブラウン)
C  エルデン・キャンベル(PJ・ブラウン、マイケル・ドレアック)

と言うライン・ナップが形成できます。
なかなかに得点力に優れたプレイヤーが揃います。
しかし、PGのハワード・アイズリーはゲームコントロールに安定感がありますし、
エルデン・キャンベルもインサイドでの仕事にはまだ、頼りにできるものがあります。

ゲームプランとしましては、A・ヒューストン、K・ヴァンホーン、アントニオ・マクダイスの誰かに
オフェンスでの中心とて、スコアラー以上の「周りを生かす」と言う役割も委ねられます。
インサイドでの得点力に定評があるアントニオ・マクダイスでいくのか、
器用さに定評のあるキース・ヴァンホーンでいくのかはHC(ヘッドコーチ)の手腕の見せ所ですが
私個人としましては、A・ヒューストン、A・マクダイスの間でヴァンホーンにゲームコントロールを
委ねたいと思います。
H・アイズリーは堅実なボール運びからノーマークからの3Pと地味な働きでもしっかりこなせるプレイヤーです。
キャンベルには年齢的に働きが限定されますが、リバウンド、ディフェンスと得点もしっかりとれます。
こう言った地味で安定感のあるわき役達がいれば、ニックス再建もあり得るかと。
あと、PGのバックアップ不在が問題ですが、FAでムーキー・ブレイロック(現状不明)を獲得するなり、
同じくFAのディナ・バロスをチョイスするなりで、解決してもらうとします。
プレイスタイル的に違いのあるディナ・バロスをチョイスして欲しいと思います。

PG ハワード・アイズリー(控えディナ・バロス)
SG アラン・ヒューストン(シャンドン・アンダーソン)
SF キース・ヴァンホーン(グレン・ライス、シャンドン・アンダーソン)
PF アントニオ・マクダイス(PJ・ブラウン)
C  エルデン・キャンベル(PJ・ブラウン、マイケル・ドレアック)

さて、後はアントニオ・マクダイスの復活が望まれます。
得点力があるあまり、不協和音の結果、空中分解の可能性もあります。
ディフェンス力への不安も拭えません。
問題はまだまだありますが、これで現状よりは期待がいくらか持てるチームにはなったはずです。

以上、不良債権を抱えたニューヨーク・ニックスをインフレから救う政策はこれしかないかと(笑)。



予測(希望の間違い(笑)?)スタッツ

アントニオ・マクダイス 18.6得点&9.7リバウンド
アラン・ヒューストン 16.8得点&3.7アシスト
キース・ヴァンホーン 14.7得点&4.6アシスト&7.3リバウンド
ハワード・アイズリー 8.6得点&3.2アシスト
エルデン・キャンベル 8.7得点&6.7リバウンド
PJ・ブラウン 10.3得点&7.8リバウンド


↓バックナンバーはこちらから!


inserted by FC2 system