第8回は、
「Rebuild」こと「チーム改造計画!」で番外編としまして、
「チーム、創ってしまおう計画!」をしてみたいと思います。

「なにそれ?」と言いますと、
ラグジュアリー・タックス(一定以上を超えてサラリーを払っているチームに対して
「贅沢税」としてリーグが規定している金額を超える分と同額をリーグに支払い、
リーグはそれを収入の少ないチームに再分配する、と言うもの)
導入と、若手の「青田買い」が常識とされ始めたリーグにあって、
力がある、と言えばいい過ぎかも知れませんが少なくとも
まだ戦えるベテラン、FA選手がどれだけ消えていったか。
今回は今オフ、今現在FAである選手に焦点を当て、
そのまだまだ戦えるFAたちでチームを組んでみようではないか、と言うのが今回の企画!

条件は「現在FA」、「低サラリーで契約可能」、この2点だけ。
このままでは消えてしまうかも知れない選手を応援する、というのも
今回の趣旨に大きく含まれているため、第2の条件が含まれるわけです。



さて、それではここから本文に入ります。



まず、PG。
ここには、オフェンス、ディフェンス共に優秀で体力・スピード的な衰えはあるものの
ジョン・ストックトンと同じ種類のテクニックでまだ、戦えるテリー・ポーターを
ぜひとも持ってきたかったところですが、
全くもって残念なことに引退を表明してしまいましたので、これは断念。
次に白羽の矢が立ったのが、ムーキー・ブレイロック。
こと、得点力と言う面からみると、いまいち好評価を下すワケにはいきませんが、
ミスが少ない、アシストを生むパスが出来る、ディフェンス力健在、と言う点から
ブレイロックで決まり、と言いたいところですが!
ここはやはり、「注目の選手!」でも紹介したディナ・バロスで!
安定感、と言う点から考えますと遙かにブレイロックですが、
やはり、どうしても「低サラリー」でまとめますと欠乏してしまう、「得点力」が
あると言うことで。
詳しくはこちらから。

次にSG。
ここでは、候補の中からヴォション・レナードを。
3P%が37.1、試投数も一試合あたり3.4とアウトサイドの実力派。
ディフェンス力もかつて、ライリー・ヒートの元で頑張った名残なのか、
なかなかのものがあります。爆発力には大きく期待できるほどではありませんが、
安定したシューターとして外から頑張ってくれるはず!

で、SF。
ここへは、少しと言うかかなりお金をかけて、ラシャード・ルイスを
取ってきたいところですが、それは趣旨に反しますので。
「得点力があり、爆発力にも期待できる」と言う点から考慮しまして、
怪我がちながら、やはり、私の期待が消えきらないセドリック・セバロスで。
かつて、1994年の(え!?もう8年も前!?)ミネソタ・ティンバーウルブズ戦で50得点を
あげたこともあります。ただ、当時、25歳と言うのもありますが・・・。
(詳しくはこちらから。)
実はセドリック・ヘンダーソンも考慮したんですが、
あまりにも「可能性」しか、ここまで残せていないだけにこれは却下。

そして最後にインサイドの両ポジションですが
ここはいつも言っている通り、
ソフトにインサイドを勤める選手と、
ハードにインサイドを支える選手とでみますと、
ソフト部門(?)がワン・ジジ、
ハード部門がチャールズ・オークリー。
ワン・ジジはかなりのサラリーになってしまいますが、ハッキリ言って
現状でセンターとしてFAで候補となる選手と言えば、あとディーン・ギャレット、
スコット・ウィリアムスぐらい。
いや、ここはやはり、信条を貫いてスコット・ウィリアムスでいっときましょう!
結局、
C スコット・ウィリアムス
PF チャールズ・オークリー
で。

PG ディナ・バロス
SG ヴォション・レナード
SF セドリック・セバロス
PF チャールズ・オークリー
C  スコット・ウィリアムス

ここで、問題のサラリーですが、まぁ、オークリーが微妙なところですが
他のバロス、セバロス、ウィリアムスは最低保証額
(02−03で10年以上のベテランで103万ドル)
で契約可能かと。
そうなると、3人で309万ドル、オークリーも最低保障もしくは
200〜300万ドル前後でしょうし、
レナードが400万ドル前後ではなかろうかと。
そうなると、スターター5人で、1000万ドルを切る計算になります!
これにバックアップで
PGのムーキー・ブレイロック、SGでケンドール・ギル、ミッチ・リッチモンド、
SFでセドリック・ヘンダーソン、PFでダニー・マニング、エドゥラード・ナヘイラ、
Cでディーン・ギャレット
の7名と契約してもここのメンバーは最低保障額でいけるでしょうから、
多少の計算外を入れてもサラリー総額が2000万ドルを切る
チームがここに誕生します!
ここへ、HC(ヘッドコーチ)として、
ジェフ・バンガンディを招聘し
(こいつが一番高くなりそうですが(笑)。)
イースタンカンファレンス、アトランティックディビジョンに
所属するチームでこのチームが実現すれば、
ギリギリプレイオフ争いも可能かと。

現在、来シーズンのサラリー総額でトップが
ポートランド・トレイルブレイザーズで10928万ドル、
つまり1億928万ドル、億ですよ、億。しかもドル(笑)!
で、一番支払の少ないチームがやはり、
ロサンゼルス・クリッパーズで2821万ドル。
しかし、我が「ベテラン低サラリーズ(笑)」はなんと、
うまくいけば1700万ドル前後で契約可能!
難しいサラリーキャップのルールで多少、どうなるかはわかりませんが
どうですか!?エルジン・ベイラーさん(クリッパーズGM)!
あ、ケチなのはオーナーらしいから、
オーナーに話を通した方がいいのか!?

ん〜、開幕が楽しみですね(笑)。


主要メンバー、予想(理想の間違い(笑)?)スタッツ

D・バロス 10.1得点&7.1アシスト&2.3リバウンド
V・レナード 11.3得点&1.6アシスト&2.7リバウンド
C・セバロス 16.7得点&2.7アシスト&6.7リバウンド
C・オークリー 8.0得点&2.2アシスト&8.1リバウンド
S・ウィリアムス 5.5得点&1.1アシスト&5.7リバウンド
D・マニング 8.3得点&1.3アシスト&4.7リバウンド


チーム成績。

39勝43敗で惜しくもプレイオフ進出ならず。
と言ったところでしょうか?


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