Alvin Williams #20
Point Guard ・ Toronto Raptors
Height: 6-5
Weight: 185 lbs
Position: Point Guard
Born: August 6, 1974, Philadelphia, PA
College: Villanova
トロント・ラプターズのスターティングPG。
アルヴィン・ウィリアムスを今回はご紹介しようかと。
CAREER STATS
- FG - FT - 3PT - REBOUNDS
YEAR TM G MIN ATT PCT ATT PCT ATT PCT OFF TOT AST STL BLK TO PF PTS
Career 323 25.5 7.9 41.9 1.5 75.0 1.3 31.5 0.6 2.3 3.8 1.2 0.2 1.3 1.9 8.2
97-98 Por 41 21.1 5.8 45.8 1.9 73.4 0.6 29.2 0.5 1.5 2.0 0.7 0.0 1.2 1.5 6.9
... Tor 13 15.9 3.4 36.4 0.8 63.6 0.3 50.0 0.4 1.6 1.5 0.6 0.1 0.6 1.5 3.2
98-99 Tor 50 21.0 4.7 40.1 1.0 84.6 0.8 33.3 0.4 1.6 2.6 1.0 0.2 1.1 1.9 5.0
99-00 Tor 55 14.2 5.2 39.7 1.2 73.8 1.0 29.1 0.5 1.5 2.3 0.6 0.2 0.9 1.4 5.3
00-01 Tor 82 29.2 9.4 43.0 1.8 75.2 1.3 30.6 0.6 2.6 5.0 1.5 0.3 1.3 2.1 9.8
01-02 Tor 82 35.7 11.8 41.5 1.7 73.6 2.4 32.1 0.7 3.4 5.7 1.6 0.3 1.8 2.3 11.8
02-03 Tor 19 37.1 13.9 46.6 4.1 79.2 2.1 38.5 0.9 3.9 5.4 1.6 0.4 1.3 2.3 16.9
さて、まず数字軽視の傾向にある私が(笑)上のスタッツでの成長を
ポイントをご紹介します。
よく、「平均得点が〜〜点アップ!」
と言われますが、これはFGATTが
(注:FGATT→フィードゴール・アテンプト。つまり3P、2Pを合わせた試投数)
増えれば当然の事ながらアップします。
しかし、今シーズン、ウィリアムスが昨シーズンに比べて増えたFGATTは
11.8から13.9、つまり2.1しか増えていません。
これを昨シーズンのFG%である、41.5で換算しますと、0.8715。
つまり、良くて平均得点が1上がればいいところ。
ですが、既にお気づきと思いますがそのFG%が46.6%と飛躍的は伸びを見せ、
平均得点は昨シーズンの11.8から16.9との大きくアップ。
もちろん、3P%も32.1から38.5と「シューター」と言っても過言でないほどの
成功率にまで成長しています。
これはシーズンオフの練習の賜物でしょう。
しかし、純粋なシュート練習でのみここまでの成果が出せるか、と言うと
そうではないと思います。
散々もったいぶりましたが(笑)、
要は今シーズン、アルヴィン・ウィリアムスは本当に「飛躍的」と言っていいほど
シュートセレクション、つまりオフェンスを選択するのが巧くなった、と言うことです。
これまでもマーク・ジャクソン(現ユタ・ジャズのベテランPG)の教育の賜物か
巧いゲームメイクとシュートセレクションをしていたのですが、
如何せん、シュート力、特にアウトサイドからのシュートの決定力に欠け、
「選択としては間違いではないが、シュートが決まらない!」
と思うシーンが度々ありました。
それをオフに克服し、これまでは出来なかった「やりたいシュートセレクション」が
出来るようになったのも平均得点アップの一因だと考えています。
ディフェンスは特筆するほど、巧いというわけではないのですが195pと
PGとしては大きめなことがオフェンス・ディフェンス共に強みとなっています。
しかし、チーム状態はよくありません。
ここまで7勝14敗とカンファレンス・最下位争いをする有り様・・・。
昨シーズン、優勝を期待されならがなんとかプレイオフへ出場・・・。
ヴィンス・カーターが怪我でまたも欠場が決まり、
PGとして、スコアラーとして、真価を問われることになりそうです。
ここで何かを出来るのか。
それとも、「カーター欠場中のラプターズ」と言われ続けるのか。
アルヴィン・ウィリアムス、私は彼にトロント・ラプターズの光明を
見出しているのですが・・・。
さて、どうなるのやら。
asua
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