さてはて、いつの間にやらコラムの種類ばっかり増えて
手が回らなくなる、と言う
至って
「自業自得」
的な環境ですが、一つ一つやっていくしかありません!
と、自分を慰めてみたりして(笑)。

第6回の紹介選手は


ねばり強さがとても魅力的なプレイヤー!
ショーン・マリオン!





Shawn Marion   #31  Small Forward

Height: 6-7
Weight: 215 lbs
Position: Small Forward
Born: May 7, 1978, Waukegan, IL
College: UNLV

CAREER STATS
--- FG --- --- FT --- -- 3PT -- REBOUNDS
YEAR TM G MIN ATT PCT ATT PCT ATT PCT OFF TOT AST STL BLK TO PF PTS
99-00 Pho 51 24.7 9.3 47.0 1.7 84.7 0.4 18.2 2.1 6.5 1.4 0.7 1.0 1.0 2.2 10.2
00-01 Pho 79 36.2 14.7 48.0 3.7 81.0 1.0 25.6 2.8 10.7 2.0 1.7 1.4 1.6 2.7 17.3
01-02 Pho 81 38.4 17.2 46.9 2.8 84.5 1.5 39.3 2.6 9.9 2.0 1.8 1.1 1.8 2.6 19.1


ねばり強く、リバウンドも取れるSF。
アウトサイドがよく課題とされますが、
18.2→25.6→39.3
と、着実に3P%も上がっており、あとはシュートセレクションと思いっ切りの良さか!?
しかし、確かにサンズは彼がリーディングリバウンダーなだけに、
リバウンドを拾ってくれる選手がいなければ
なかなか打ちづらいと言うのもあるかと・・・。
その為、まだマリオンの持つ爆発力を生かし切れていない、と言うのも事実。
インサイドでは、ポジションを取って、フックあり、
ムーヴありとナカナカに多彩なオフェンスで、
高確率で得点を挙げる能力を持っています。

ここで前にご紹介したセドリック・セバロス
(第一回「注目の選手!」を参照。
現在、確かABAか、CBAで奮闘している、と聞きました。
しかし、相変わらずの不運で怪我との決別が出来てない、とも聞きましたが・・・)
にせよ、今回のショーン・マリオンにせよ、
サンズはドラフトで低指名順位ながらこういった「ねばり強さ」という
一つの才能を発掘するのが非常に巧い。
トレードにFA選手獲得など、
トータルで見ると疑問がないでもないサンズ首脳陣ですが、
ことドラフトに関しましてはしっかり、その指名権を生かせていると思います。
話がズレましたが、今回ショーン・マリオンと長期契約を交わし、
サンズは彼にチームの未来を託したと見ていいでしょう。
そうなると、彼を生かすことのできる環境が今後、サンズには望まれます。
しつこいようですが、いくらリバウンドを拾い、インサイドで得点が出来ようと
マリオンはSFですんで、頼りになるPFの獲得が急務かと。
しかし、サンズにサラリーキャップの空きはなく・・・。
そうそう、簡単にはいきそうにはありませんが。

本人の努力項目(?)としましては、
ボールをもらってから攻める動きはいいと思いますので、
ボールをもらった時点で楽に得点できるポジションでボールをもらうことでしょうか。

例えば、その大御所がレジー・ミラー。
彼など、確かにディフェンスをかわしてのシュートもありますが、
彼の十八番は何と言ってもスクリーンに
ディフェンスをなすりつけるようにして、フリーになってから
ボールを受け、3P!と言うもの。
特にサンズにはスターターにパスの出来る選手が2人
(A・ハーダウェイ、S・マーブリー)
もいるんですから、
そこからでるパスを生かさない手はないかと。
パスに関しましては、まだまだ、上達の余地がありますが
上記のようにパスをする必要に迫られていないため、
現状としましては、伸ばす機会も、実用する機会も少なく、難しいかも知れません。
近年、獲ってきた選手がハーダウェイに始まり、
ググリオッタへと怪我など不運続きなサンズですが今回の
ショーン・マリオンとの長期契約は間違いのない決断。
GMのブライアン・コランジェロ氏が今後、どういった方向へチームを導くのか。
マーブリー放出を画策するのか、それともこのまま各選手の成長を待つのか。
キッド放出の大暴挙で出来てしまった穴は大きく、リーグ最高のPGの一人であるキッドを
放出しておきながら客足も伸びていないと聞いています。
さて、「バックコート2000」と呼ばれたキッド・ハーダウェイの次に来るのは、
マリオン・マーブリーのホットラインなのか、それともまた違った形なのか。

ただ、このサンズがシカゴ・ブルズと
ファイナルを戦った時から注目している者として言わしていただくと、
ここのGMなのか、オーナーなのかはわかりませんが、我慢が足りない。
「もう、伸びてくる選手なのに!」
と言った選手を果たして何人手放したことか・・・。
今度はそう言ったことのないよう、
最後の懐刀、マリオンを温かく見守って上げて欲しいと思います。

なんだか、今回は「選手紹介」より、
「サンズにもの申す!」といった感じになってしまいましたが(笑)。
たまには、いいですかネ(笑)?


asua





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