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試合内容などの私見の入るものはできるだけ、「ニュース」とは別にしたいと考えています。
見るのに一手間おかけしますが、どうかご了承ください。
asua
第93回
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ウェスタン・カンファレンス、プレイオフ1stラウンド ロサンゼルス・クリッパーズvsデンバー・ナゲッツ、ゲーム2 終わってみれば点差は11だが、ゲーム内容の差はそれ以上に大きい。 終始ゲームの主導権を握ったのはクリッパーズ。1Qで32-13と大きく突き放すと、後手後手に回りファールトラブルに見舞われたナゲッツを寄せ付けず、そのまま勝利を手にした。 クリッパーズはエルトン・ブランド(19得点&11リバウンド&3ブロック)にサム・キャセール(13得点&11アシスト)の数字以上の活躍が大きい。 ナゲッツの敗因は「0」。スターターの3P試投数だ。これにより、中をしっかり守られ、切り込んでは囲まれ、ミスショットもしくはターンオーバーと繰り返した。この悪い流れをゲーム中、続けてしまい、特にA・ミラーのミドルでの放置のされ方はひどく、ミドルといえるレンジでもノーマークのままシーンも。そのディフェンスに対して、ミラーは切り込んではターンオーバーを繰り返していた。 期待されたC・アンソニーも切り込んでは囲まれ、ファールトラブルになり…と散々。 ブランド、C・ケイマンがインサイドで見事なプレーを見せ、収縮したディフェンスを広げる為のパスもよく回った。オフェンスが行き詰るとキャセール、モブリーが外から打ち、状況の打開を図る。この両者のショット(特にモブリー)に対してはしっかりナゲッツも守れていたのが、ぎりぎり「大差」といわれるまでの点差とならずにゲームが終わった要因の一つだろうか。 スターターでは3Pが打てず、控えでは「打つ」とわかっているプレイヤーしかいない。 シーズン途中にチームにあわないからと放出したボション・レナードがもし、今日のゲームにいたらひょっとしたら違った展開もありえたのかもしれない。 …こういう「もし」とかを言い出すとキリがないのは承知しているつもりだが。 ちなみに、この日、6分の出場に止まったケニヨン・マーティンだが、チームメイトのルーベン・パターソンによると、前半でのプレータイムに不満をもらしたところ、後半起用されなかった、とか。 asua |