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第66回
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シャーロット・ホーネッツが2001-2002シーズンを最後にニューオリンズへ移転から、わずか2年。 多くの都市が希望するＮＢＡチームが再びこの地に再び誕生しようとしている。 「シャーロット･ボブキャッツ」 その将来を担う、チーム創設時メンバーの核となるプレイヤーが今度行われる「エクスパンション・ドラフト（注）」で選ばれる。 注：エクスパンションドラフト エクスパンションドラフトとは来シーズンからＮＢＡ入りする シャーロット・ボブキャッツが各チームから1名ずつ計14名を指名し 獲得出来る、と言うもの。 ただし、全29チームは各チーム最大8人をプロテクトと言って そのドラフトから除外できる。 今回の「Ｓｏｌｉｌｏｑｕｙ ｔｏ ＮＢＡ」はその予想をしてみたい。 まず、ＰＧだがここにはベテランのトニー・デルクの化けに期待したい。 ＳＧにはフィラデルフィア・76ｅｒｓからアーロン・マッキーを獲得。マッキーは両Ｇポジションをこなせるベテラン。ＰＧのリビングストン教育にもその経験を生かし、期待したい。ただ、32歳であと契約が4シーズンと長めに残っているのが気がかりだが、2002-2003（80ゲーム出場）、2003-2004（同75ゲーム）と最近怪我も少ないので、その安定した働きでチームを支えてもらいたいところ。 バックコートにはもう一人、ダラス・マーベリックスからトニー・デルクを。スピードと得点力のあるＧで、サイズは無いものの両Ｇポジションのバックアップとしてゲームに流れを生んでくれるはず。 ＳＦではヒューストン・ロケッツよりエリック・パイアカウスキーを獲得。多くは望めないものの外からのオフェンスをベンチスタートで任せたい人材。 噂のあるアントワン・ウォーカーをエクスパンション・ドラフトで指名し、ニックスへトレードと言う話を推し進め、ニックスからムーチー・ノリス、ディケンベ・ムトンボ、ナージ・モハメッドを獲得。ノリスにはベンチからスタートでスピードのある得点を期待できる。ムトンボにはスターターを確約し、もう一度奮起を促す。それが駄目でも、来シーズン後には契約が切れるため、問題なし。モハメッドはまだ27歳と成長が期待できる。ムトンボとフロントコートを組むことでツインタワーを組み、お互いの負担を軽減、サイズ的に無理の無いＰＦでモハメッドを起用することで伸び伸びとプレーできるはず。 さらにミルウォーキー・バックスから得点力のあるブライアン・スキナーを獲得し、モハメッドと競わせることでお互いの成長を促進させられれば。また、スキナーは昨シーズン10.5得点を記録しており、新規チームに見られがちな得点力不足を補う一助になってくれるはず。（スキナーはその能力に加え、まだ170万ドル平均の契約が2年残っている為、いろんな意味お得なプレイヤー。何故バックスがプロテクトから外したのかは不明） そして、フロントコートにもう一人、ミネソタ・ティンバーウルブズからアーヴィン・ジョンソンを獲得しておけば、バックアップに怪我などの不測の事態にも対応できる。 以上の結果より ＰＧ Ｔ・デルク（Ｍ・ノリス） ＳＧ Ａ・マッキー（Ｍ・ノリス） ＳＦ Ｅ・パイアカウスキー ＰＦ Ｂ・スキナー（Ｎ・モハメッド） Ｃ Ｄ・ムトンボ（Ｅ・ジョンソン） と言うメンバーを揃えることが出来る。 来シーズン、サラリー総額はおよそ3160万ドル。 もちろん、問題点も多い。 ＰＧをルーキーに任せてしまう点にそのバックアップが「ＰＧ」より「ＳＧ」よりな点にどのＧも外からのオフェンスに秀でたものがいない点。 「エース」と呼べるだけのプレイヤーがいない点などなど。 上げればキリが無い。しかし、この最後の「エース」の点ではチーム首脳陣に期待したい。 本来、14名まで取れるプレイヤーをこの時点では7名しか獲得していない。と言うことはまだ、トレード要因としてだけでもさらに7名獲得できると言うこと。 極論を言ってしまえば、現在獲得しているフロントコート4名全てを放出、レイカーズからシャキール・オニールを獲得、余っていた7名の獲得枠を使いヒートからブライアン・グラントを獲得すればもう優勝候補！（サラリーキャップ上の問題はこの度は計算外です） まぁ、シャックとまではいかないでも、エース級のプレイヤーを獲得できれば、意外とプレイオフ争いに食い込めるチームが出来上がるかも！？ 実はもう少しこの「エース獲得」を詰めたかったのですが、時間的に早くしないと現地でエクスパンション・ドラフトが終わってしまうので、これ以上は見守ると言うことで。 シャーロット･ボブキャッツ、その姿や如何に！？ ａｓｕａ |
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