第47回
|
|
ピストンズvsホーネッツ 80-78でピストンズがリード。 残り時間25秒、ショットクロック21秒、ボールはピストンズのビラップス。 デトロイトファンの誰しもが勝利を確信したことでしょう。 前半終了間際にエースのハミルトンが頭部を強打し、ゲームに還ってこないと言う アクシデントがありながら、「勢い」でホーネッツに追いすがり追い越したピストンズ。 しかし、ここから何故か、ビラップスが狂い始め、ボールをスティールされ FTを1投決められるも、1点リードでファールゲームとなり、FTはそのビラップス。 ここでなんと、2投とも痛恨のミス! そしてタイムアウト空け、ゲーム残り数秒の場面でホーネッツの大黒柱、バロン・ディビスが こじあけるようにして切り込み、ベン・ウォレスをかわしてダンク! タイムアウトが残っていないピストンズはもうどうすることもできず、まさかの敗退・・・。 ゲーム開始当初、オクァ以外のピストンズディフェンスはよく機能し、相手を突き放し、 オフェンスリバウンドからのセカンドチャンスで追いすがられるもリードして1Qを終了。 2Q、打って変わってホーネッツの攻勢。と言うのも、ピストンズがリバウンドが取れない! オフェンスはもちろん、ディフェンスリバウンドさえ確保できず、インサイドでやられたい放題。 やはり、イーストで数少ないウェストでも通用するかもしれないインサイドを擁すホーネッツ相手では コーリス・ウィリアムソンが入るとどうしても苦しい・・・。 また、ピストンズ自慢のB・ウォレスもトータル11リバウンドながらスクリーンアウトでのミスから ホーネッツに何度かオフェンスリバウンドを拾われる始末・・・。 (終盤にそのリバウンドで目覚しい活躍を見せるが・・・) マメット・オクァはファールを恐れているかのようなディフェンスではホーネッツのインサイドを 止める事はできず、こちらも終盤にリバウンドで頑張りだすまでディフェンスの穴として攻められ続ける。 ハミルトン、プリンスが目覚しい活躍を見せ、少ない出場時間の中、トレメン・フォークスが チームに活を入れ、流れを引き込んだのですが・・・。 一方のホーネッツはPJにマグロワがインサイドで暴れ回り、計32得点&27リバウンド。 インサイド、アウトサイドとボールの散ったプレーは実にバランスの良いもので オフェンスは「とめられた」と言うよりも「外した」との印象の強いものが多かったです。 ちと、ディビスが打ち過ぎている気は確かにしましたが・・・。 ベンチからもD・アームストロングが動き回り、切り込みとオフェンスに流れを生み、 R・トレイラーがリバウンドで奮闘。 特に困った時にインサイドでの得点ができる、と言うピストンズにはない強みが存分にいき、 その違いを生かした結果と言えるかもしれません。 しかし、その「インサイドでの得点」を期待されピストンズ入りしたミリチッチにE・キャンベルは 今日は出場せず。 キャンベルは「家族的な理由」となっていますが、ミリチッチは? キャンベル、ミリチッチを獲得し、ハンター、ボブ・スラを加え、名将ラリー・ブラウンまで獲得し 「優勝」へ邁進するかに思えたピストンズが9勝5敗となり、 マッシュバーン、C・アレクサンダーを怪我で欠き苦しい戦いが予想された ホーネッツがこれで10勝4敗、セントラル単独2位へ浮上。 奥が深い!さっぱりよそう不可能です! 「予想」ほど当てにならないものもないですね。って自分でその予想を外しといてなんですが(笑)。 asua |
|