第41回は

ちょっと早いですが
「レブロン・ジェームズの評判」


早くも1ルーキーには「注文」が付き始めています。
オフのドラフト1順目1位氏名を受け、クリーブランド・キャバリアーズ入りした
レブロン・ジェームズ。
ここまでオープン戦5ゲームに出場し、まさに賛否両論。
「誇大広告だ」との記事もあれば、「十分に通用する」との記事もあり。
共通しているのがジャンパーの不得意さ。
ここまでのFG%は29.8%と散々なもの。
一方で素晴らしいパスと高い運動能力を示してはいるものの、
ジャンパーの不得意さをつかれ、一歩下がってのディフェンスに攻め切れていないのが
実情のようです。

「最初の時、ひじが外へ出ていた。けど、それは大いに進歩している。今年はもっと進歩するだろう。」
とジェームズ自身、自分のシュートフォームの悪さ、ジャンパーの不得意さを理解し、努力している様子。

夏の間、この修正に努めたようですが今のところ、まだ不完全なようです。

キャブスのサイラスHCは
「バロン・ディビスも最初の年は同じようなものだった。
 彼は3週間にわたり、それに取り組んできた。そして上達したんだ。後退することはないよ。」
と語っており、問題の解決は時間の問題だとしています。

ピストンズでスカウティングをしているジョージ・デヴィット氏は
「彼(ジェームズ)は普通の新人より綿密に調べられている。
 今はどこもまず下がって(ディフェンスし)彼が何を持っているのか見ようとしている。」
と、ジェームズ自身の状況と能力がそうさせているとしています。

「マイケル(ジョーダン)が最初に入った時、彼は本当のいいシューターではなかった。
 コービー(ブライアント)は本当にいいシューターではなかった。
 そして、両者共に練習し、練習し、練習した努力によって自信を得て、いいシューターになったのだ。
 期待は極端に高い。レブロンは大きな可能性を持っている。しかし、少しの間でそこへつけるだろう。」(サイラスHC)

サイラスHCの信頼に応えることができるのか。
そして、ファンの大きすぎる感のある期待には!?

現在のところ、前評判と実力との秤は前者に傾いていますが、
これが逆になる日がサイラスは「少しの間」と語っていますが、果たして!?


asua



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