第35回は久々に試合評!

ロサンゼルス・レイカーズ vs メンフィス・グリズリーズ!

再建中のメンフィス・グリズリーズが
再構築の完成を目指すロサンゼルス・レイカーズに挑んだ今日の一戦。

インサイドのシャック、アウトサイドのコービーに対するは
アウトサイドのミラー&パーソンと、インサイドのガソル。

グリズリーズが両シューターを活かす細かいスクリーンからのショットで
得点を重ねるも、
ミラーがゲーム前半でロッカーに下がったのもあって
序盤からレイカーズが大きくリード。
と言うのも、文字通り「どうすることもできない」シャック。
細身のPF、ロレンゼン・ライトでシャックをマークするも
「どうすりゃいいんだよ!?」
って声が聞こえてきそうなほど、インサイドディフェンスに困り果てるグリズリーズ。
アウトサイドがいまいちのレイカーズになんとか10点差台で
ついていくも打開策ナシ。

ガソルがチームの期待を一身に受け、1on1でのオフェンスを展開するもなんだか、
決定的な得点を挙げることができません。
逆に初スターターのレイカーズ、メドベデンコは
ミスのない堅実なプレーにミドルからのショットとしっかり役目を果たし、
フィル・ジャクソンの期待にこたえます。
レイカーズで他では、Gのパーゴがディフェンス面でなかなかいい働きをし、
アシストも結構いいのをさばいていました。
逆にその分をしっかり、ラッシュが穴掘って(?)凡ミスを繰り返し、チャラ(笑)。
マドセンもワンプレーですが、いいプレーがありました。

逆に序盤、シュートフェイクから無理やりショットと言う場面が
コービーに目立ち、あれにはちょっと・・・。
あと、自身のダブルクラッチなんかが外れると悔しいのかもしれませんが、
そのたびに必要以上に強くディフェンスしすぎて、ファールをとられるのもどうかと・・・。
もちろん、いいプレーもありましたが、チームを引っ張るものが
あんなくだらないところでミスや、ファールをしていてはいけないでしょう。

シャックは本来の力強さも戻り、いい感じでした。
もっと、褒めちぎりたいところですが
今日は相手がPFのライトということもあり、この辺で。


メンフィスは序盤の先にも言った細かいスクリーンからの
シューターを活かす作戦は実に良かったと思います。
実際、序盤の「作ったプレー」ではしっかり、パーソンもその期待に応えていましたし。
ただ、後半、無理やりになりだしてそのショットも外れだしますが。
あと、ディフェンスは今日は成功しませんでしたが
オールコートプレスなど、「完成間近」を思わせる
期待感の持てるもので、良かったと思います。
成長が期待されるJ・ウィリアムスはよかったんですが、
やはり、「そのミスはいらない」と言う必要以上に派手なパス&ミスが
ゲーム中2,3ありましたので、あれをなくすことと、
ショットの安定性を得ればスピードとボールハンドリングがあるだけに
もっとその武器を活かすことができると思います。
来シーズン、ガソルとウィリアムスが順調に成長を続ければ
明らかに楽しみなチームになりますね。


結論。

総括、レイカーズは昨シーズンを100とすると現状は「76」ぐらいかと。
グリズリーズはプレイオフ進出が100だとすると現状は「71」ぐらいかと。

asua



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