第31回は

試合評。
パート7!

いまだに名前の呼びにくさが消えない
ニューオリンズ・ホーネッツ
vs
レイカーズでさえ遂にユニフォームを一新しようと言う
動きがあるには関わらず、こちらはあんまり変わらない
ボストン・セルティックス

今日のこの2チームの対決。

両チーム共にスピードのあるオフェンスを見せ、
開始から走りっぱなしのゲームとなりました。

1Q、NOが
(最初、「なんの略?」と思ってみたら「New Orleans」ですよね。)
バロン・ディビスの欠場もあり、コートニー・アレクサンダーをスターターに
起用したのもあり、スピードでのミスマッチを使った
オフェンスを仕掛け、それに乗ったのがD・ウェズリーと
そのアレクサンダー。
対するBOSはピアースへのマッチアップがウェズリーと
明らかに生じているミスマッチを攻め、応戦。
しかし、ここでは相棒のA・ウォーカーは何故か波に乗れず。
ピアースがベンチに下がると、代わるように入ってきた
ベイカーと2人いながら攻めあぐね、リードはNOに。
NOはインサイド2人(PJ・ブラウン、E・キャンベル)に
ミドルからのオフェンスがあることも生かし、
有利にゲームを進める。

2Qは引き続き好調なNOのバックコート2人に
Qの後半になって当たりだしたA・ウォーカーで打ち返す。
しかし、リバウンドでは完全にNO。
ルーズボールへの反応もNOのほうがよく、
流れは完全にNOとなって、前半を終了。


後半に入り、A・ウォーカー、T・バティのBOSインサイドの2人が
得点を挙げ、NOディフェンスを収縮させる。
私、お勧めのプレイヤーとして度々名前の挙がる
T・バティですが、ポストアップなどでの大量得点は望めませんが、
相変わらずの結構な働きで、
リバウンド・スクリーン・隙をついてのインサイドでの得点、と
地味ながらPFに望む仕事はしっかりこなしてくれる仕事人です。

話をゲームに戻しまして、
遂に第4Q。
インサイドで得点を重ねるBOSに対して
収縮するNOディフェンス。
それに対して一気に火を噴いたのが
BOS自慢のアウトサイド・シューターたち。
次々と3Pを決め、その存在を遺憾なく発揮。
DALのようなサイズはないものの、
「どこからでも打てる」といった感じでは負けてはいません。
対するNOは同じくアウトサイドで応射しますが、
「インサイド→アウト」のいいリズムでオフェンスをするBOSに対して、
インサイドでの運動量溢れるBOSのディフェンスにインサイドへの
パスさえつなげず、
「アウト→アウト」のパスが続き、3Pも入っても続かず、
4Q途中から11連続でのFGをミス。
これがゲームを決定づけ、
トータルで93−83でBOSの圧勝に終わりました。


しかし、負けはしましたが
相変わらずの独特のリズムのあるジャマール・マッシュバーンのオフェンスに、
リバウンドの強さは健在。
S・オーグモンのディフェンスもまだまだ立派なものです。
11連続FGミスは運動量のあるBOSディフェンスにしてやられた結果ですが、
あそこでもう少し、落ち着いてゲームメイクが出来ていれば
また違った試合結果もあったのかも知れません。
そう考えますと、バロン・ディビスが帰ってくれば?

BOSの方は昨シーズンまでと違い、A・ウォーカーが
積極的にインサイドでの得点を挙げようとしている点が評価できます。
確かに高い評価が出来るインサイドかと言うと、まだ改善の余地はありますが
パスの巧いウォーカーがああいった形でディフェンスを引きつけられる
と言うのは、シューター揃いのBOSにとっては何よりの好材料。
あとはT・バティが背中の怪我で手術が必要、との噂もあり
その点が心配されますが・・・。


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