第27回は

試合評。
パート3!

と言っても、実は今日のはニュースの下に付けようと思っていたものが
長くなったんで、こっちに持ってきた、と言うものですんで
気楽に読んで下さい。


さて、期待のジョージも復帰した今日のミネソタ・ティンバーウルブズ戦。
ミネソタはアンソニー・ピーラーが3P・3/3を含む17得点、
ジョー・スミスもベンチから出て14得点と
ガーネットがリーグ今シーズントップの16回目のダブルダブル
(23得点&15リバウンド+6アシスト)
の活躍にバックアップ陣が援護。
対するレイカーズはオーリーの欠場でスターターに入った
スティスレィブ・メドヴェデンコ(Stanislav Medvedenko)が
ミドルからのショットをそれなりに沈め、10得点、
ソゥマイラ・サマキが11分の出場で6得点&6リバウンドと活躍。
シャック(31得点&13リバウンド)、コービー(22得点&11アシスト&5リバウンド)の
2人を援護し、3Q終了少し前までは、「圧勝か?」と
思わせるゲーム展開。
しかし、そこで上でも紹介しました、アンソニー・ピーラーの連続3Pで
得点差を縮め、4Qへ。
3Q終盤に休んでいたシャックもコートに戻りましたが、
ロッド・ストリックランド率いるミネソタはヨコの動き(カットイン、パス)で
レイカーズディフェンスを揺さぶり、
シャックへは徹底したダブルチームでそれなりに抑え、
コービー、ガーネットと両チーム決め手を欠いて試合終盤へ。
そこへきて、いつも通り「それなり」の働きをしていたR・フォックス、D・フィッシャーが
沈黙し、対するミネソタはジョー・スミスなどの脇役が活躍し、
残り時間が1分を切った時点で106−102でミネソタのリードは4得点。
「苦しいか?」
そう思った瞬間!
何を思ったか、コービー・ブライアントがトップの3Pライン少し後ろで
真っ正面にDがいるにも関わらず、シュートフェイク。
(つまりはフェイクにかかってもきれいにDが外れない状態)
Dを外しきれないまま無理矢理の3P。
「やりやがった!」
少なくとも私はそう「確信」しました。
が!そんな、愚かな常識論を小馬鹿にするかのように
ボールはネットへ!
ファールゲームでFTを2本決められ、点差は3。
スクリーンを使って右サイドの3Pライン付近でボールを持つのは
そう!コービー・ブライアント!
マークについたのはスイッチしたジョー・スミス。
ここでもフェイクを入れての3P。
しかし、今度ばかりは外れて万事休す・・・。
と思いきや!なんと、ジョー・スミスのファール!
3Pラインの外でのシュートモーションでのファール!
と言う事はFT3本!点差も同じく3!
「ここが不安!」
と思った2本目も1本目同様、緊張しながらもしっかり決め、
2時間半に及ぶ試合を見た幸せを噛み締めていました。
しかし、ここでなんとまさかの3本目をミス!
決めれば同点のFTをミスです。
点差はFTを決められ、2点。
次の2本目のショットが外れれば、3Pで逆転。
決まっても3Pさえ決めれば・・・。
FTはレイカーズファンのご要望通り前の部分に当たって外れました!
しかし、ここでもレイカーズは勝利の女神に愛されてないようで、ボールは
ミネソタGのケンドール・ギルへ・・・。
けど、ケンドール・ギルもショービジネスを担う責任感からか(笑)?
一本目をミス。
2本目は決め、タイムアウトのないレイカーズはそのままゲームスタート。
ボールはやはり、コービーへ。
右サイドからはちゃめちゃな3Pを打って、あっさり終了。

コービーが盛り上げ、コービーが盛り下げ、
「なんやそれ?」
と言う感想を私が持つ。
そんな試合でした(笑)。


ミネソタ・ティンバーウルブズに関して言えば、
まずトロイ・ハドソンが今の調子で勢いだけで
得点を続けることは不可能です。
しかし、その反面ロッド・ストリックランドと言う頼もしい
ベテランが控えていると言うチームの利点を今後、どう生かすか。
アンソニー・ピーラーだと点は取れても点も取られる、
ケンドール・ギルだと点は取られないが、点も取れない、
このSG事情をどうするか。
大金払って獲ったマーク・ジャクソンを一体どうするのか。
(今日も4分の出場のみ。怪我か?)
危なげに勝った今日の試合から学ぶことは多々ある気がします。

一方レイカーズは、
なんと言ってもシャキール・オニールがコート上にいない間の
チーム状況が何ともしがたいものが・・・。
シャックがコート上にいる時は他のプレイヤーは立って、
ダブルチームを受けたシャックからのパスを待てばいいんでしょうが
コービーが同じ役をするとなると、やはりサイズの差からも
パスを受けに動く必要があります。
その点がどうも、出来ておらずコービーにダブルチーム、
パス出せずミネソタボール。
と言うシーンが何度かありました。
特にミネソタにはDの出来、足のあるガーネットがいるんですから
なおのこと、ボールを貰いに行ってやる必要があったのに・・・。
コービーはよくやっていると思います。
シャックにボールが集まり、たまにコービーに来たボールも
しっかり周りを見てさばき、それでも散々間隔のあいたシュートも決める。
よくやってると思います。
しかし、ここがプロの世界である以上、
あの「決めれば同点」と言うFTは外していいものではありませんね。
ましてや、シャックならいざ知らず。

asua



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