今回、ちと、田舎へ帰りますので
3.4日、更新が途絶えますが、
その間、ここと、「ひたすら独り言」を
更新しましので、それでご勘弁を・・・。



第21回は

一言チーム別シーズン総括

一言オフ補強ポイント!
Vol.11。ゴールデンスティト・ウォーリアーズ
ロサンゼルス・クリッパーズ
ロサンゼルス・レイカーズ
フェニックス・サンズ
ポートランド・トレイルブレイザーズ
サクラメント・キングス
シアトル・スーパーソニックス



ゴールデンスティト・ウォーリアーズ

一言総括。

期待されながら、一向に期待に応えられなかった昨シーズン。
21勝61敗。
リーグのエースと一昨シーズンから、期待されたアントワン・ジェイミソンも
19.7得点止まり。
鳴り物入りでチームに移籍し、昨シーズンからPGへ転校したラリー・ヒューズも
12.3得点&4.3アシスト。
ダニー・フォートソンが11.7リバウンドを記録するも
平均出場時間は30分を切り、「40分の出場は体がムリなのでは?」と
噂される始末・・・。
ヒューズも移籍し、果たして・・・。

補強ポイント。

PGはブレイロックにヒューズがチームを離れ、
ここが空っぽ。
若手、ジェイソン・リチャードソンにギルバート・アレナスと
まだまだ期待のアントワン・ジェイミソン。
インサイドはエリック・ダンピアーとダニー・フォートソンと
なかなか。
しかし、いかんせん、パンチ力不足は決定的。
優秀なPGを獲って、チームをまとめ、「チーム」を「パンチ」にするか、
大物を獲ってきてその選手を「パンチ」とするのか?
取りあえず、アントワン・ジェイミソンに3Pを練習させて、
完全にSFとして定着させるのが先決か!?

理想補強選手。

ジェイソン・キッド(得点力がチームにそうあるわけではないので、シュート練習は必要か!?)


ロサンゼルス・クリッパーズ

そろそろ、「今頃、シーズン総括?」と自分に問う時がありますが、
しかしだからといって、ここまできて「内容変更!」とか言うのも
違う気がしますので、もうちとお付き合いを。

一言総括。

低サラリーの若手をかき集め、今までにないチーム構築を
やってみせた、ロサンゼルス・クリッパーズ。
早くも、「クリッパーズ的な再建方法」とその方法が
取りざたされてた昨シーズン。
39勝43敗とプレイオフ進出はなりませんでしたが、
ブルズから獲得したエルトン・ブランドに身体能力全開の
オフェンスを展開するコーリー・マゲッティと見ていて楽しい
バスケットを展開。
ラマー・オドムが一昨シーズンの活躍とその期待には応えることの出来ない
シーズンを過ごしましたが、まず、十分合格のあげられるシーズンを
クリッパーズは過ごしたと言えるでしょう。

補強ポイント。

エルトン・ブランドを獲得し、格段に安定感の増した
クリッパーズ。
しかし、そのブランドの相棒、マイケル・オロワカンディが
制限付きFAだったり、ジェフ・マキニスもFA。
しかも!ここのチームのオーナーはケチで有名。
まず、ここをどうにかしないと、どんなに有望な若手を連れてきても
結局は他チームに引き抜かれて終わることに・・・。
ポジションとしましては、やはり、PG。
安定感をもう一回り大きくし、かつ、アップテンポにゲームを運営できるPGが
手に入れば・・・。

理想補強選手。

マーク・キューバン(半分ネタですが、半分はホントに彼が来れば強くなるのに・・・と。)
ゲイリー・ペイトン(若手を指導する能力。経験、ゲームメイク。文句ナシでしょ!?)




ロサンゼルス・レイカーズ

一言総括

58勝24敗。ホームコートアドバンテージをキングスに取られ、
シャックもつま先の痛みを押しての出場。しかも、その走るのが辛い
シャックに対し、キングス、ダラスとランニングバスケットで対抗。
と、「レイカーズ王朝危うし!」との声がホームコートアドバンテージを
失うと共に大きくなっていきましたが、
なんら必要ない心配だった模様で、カンファレンス・ファイナルでは
予想以上のマイク・ビビーの活躍に、最終第7戦、しかも延長にまで
もつれ込む大接戦を演じましたが、「優勝」のトロフィーは
収まるべくして、レイカーズ、フィル・ジャクソン、シャック、コービーの
手の中に収まったといった感じのシーズン。

補強ポイント。

昨シーズン、期待され入団したサマキ・ウォーカーが
6.7得点&7.0リバウンドと今一つ。
ゾーンディフェンスが解禁となり、ロバート・オーリーのような
インサイドプレイヤーが重宝するのも事実ですが、
やはり、このチームはなんといっても「シャック・ザ・レイカーズ」。
その負担を軽減すべく、「相棒」が必要かと。ウォーカーがシステムに馴染み、
昨シーズン以上の活躍を、と期待したいところではありますが。
他では何かと、怪我を繰り返すデレク・フィッシャーのバックアップも
リンジィ・ハンターを放出した今、36歳ブライアン・ショウだけでは
心もとない気が・・・。

理想補強選手。

デニス・ロドマン(フィル率いる彼は最高のリバウンダー!)
チャールズ・オークリー(ベターですが、間違いはないかと。)
ムーキー・ブレイロック(D力に個人的に高評価があるため)
ティム・ハーダウェイ(基本的にダラスでのような使われ方だと、最適かと)




フェニックス・サンズ

一言総括。

観客動員数がジェイソン・キッドが家庭内暴力で取り上げられてから
がた落ちし、それを立て直すため、ファンを呼べる
PGステフォン・マーブリーとのトレードに踏み切って始まった昨シーズン。
シューターを揃えたチームにあって、そこへスコアラータイプの
マーブリーを取ってきてどうするつもりだったんでしょうか?
「今だから言える」と言われても言いますが、
キッドは現在のリーグでペイトンと肩を並べるリーグPGの双璧。
将来性、ファンへの受けも計算に入れてのことでしょうが、
しかし、私の目にはこのサンズ。トレードがどうもいまいち巧くない気がして
仕方がない。
ドラフトでは低指名順位で近年だとショーン・マリオン、ジューク・サカリディスと
有望株(私の中ではサカリディスは有望(笑))を取ってくるかと思えば、
今回の件に始まり、トム・ググリオッタ、ペニー・ハーダウェイと
運がないと言えばそれまでですが、その後ぱっとしない選手が既に
1000万ドル超のプレイヤーで2人!(ペニーに関しましては当時は感動して、
トレードを支持したものですが・・・)
それでも、昨シーズンは長年の課題、ディフェンスを穴埋めるべく、
ボー・アウトローを獲得するなど、いい面も見られましたが。
結果は36勝46敗。プレイオフには久々に不出場。
「本当に大切なものの価値は失ってみないとわからない。」
名言ですね、フェニックス・サンズ首脳陣に送ります(笑)。

補強ポイント。

私がこのチームを知った時点から、早10数年。
その間、一度として、「インサイドの補強に成功!」
と言うニュースにお目にかかったことはありません。
チャールズ・バークリー以後、インサイドの柱に事欠く始末。
ショーン・マリオンには「ポストアップの出来るSF」になって欲しい
私としましては是非とも、インサイドに人材が欲しいところ。
バックコートは2人で2500万ドルのマーブリー、ハーダウェイに
頑張ってもらうしかありません。
けど、この2人、ハーダウェイがゲームコントロールを担当し、
スコアラーとして、マーブリーが機能すれば、「机上の空論」なんでしょうが
バランスは取れている、かと。
最低リバウンダーを一人、出来ればあと一人、サイズのある選手が獲得できれば。

理想補強選手。

ベン・ウォレス(よくここに登場しますが、ディフェンス、リバウンドとまさに最適者!)
キーオン・クラーク(サイズはないものの、そこをサカリディスと組んでお互いが補いあえば!?)




ポートランド・トレイルブレイザーズ

一言総括。

近年、メンバーの大移動を繰り返していたブレイザーズ。
しかし、昨シーズンは大きな移動はなく、スパーズからデレク・アンダーソンを
獲得したに止まりました(これもすごいことですが、このチームにしては小さい動き)。
そんな中、期待薄で始まったシーズン。
しかし、シーズン後半に危機感からか、すさまじいまとまりを見せ、49勝33敗と
前半戦では5割を行ったり来たりしていたチームとは思えないほどの成績でプレイオフへ。
が、しかし、だからといってレイカーズに勝てるか、と言うと別問題。
あっさり、とは言え無いまでもスウィープされ、シーズン終了。


補強ポイント。

インサイドに山のように人材を擁し、「対シャック戦線」を展開し、
「打倒レイカーズ」最右翼と目されていたのは遠い昔。
昨シーズンも確かに期待以上の活躍ではありましたが。
それは何故か、と言うとチーム首脳陣が「インサイド・プレイヤー」と
PF・Cポジションの両ポジションのプレイヤーを混同してしまった点。
インサイドにはなんの問題もないようなブレイザーズですが、ここ数年、
高齢のサボニス以外、Cと呼べる人材はなく、皆「優秀なPF」。
と言うわけで、チームに必要なのは「純正C」。
PFの整理とCの獲得。つまりは昔の「対シャック戦線」の負の遺産の整理、これです。

理想補強選手。

ティム・ダンカン(あくまで理想。しかし、これには相性の悪そうなウォレスの放出が必要か!?)
ラトレル・スプリューエル(こういった、「勝負」に出るのもありかと。)




サクラメント・キングス

一言総括。

理想的なシーズン、となるはずでした。3勝2敗とカンファレンス・ファイナルで
王手をかけた時点では、誰しもがNBAの下克上到来か、と思ったはず!?
リーグ最高勝率をひっさげ、シャックにつま先の不安を抱えるレイカーズへの挑戦。
ページャ・ストヤコビッチの怪我もありましたが、それでも
3勝2敗までのシナリオは、文句ナシなはず。
しかも、そのストヤコビッチも帰って来ましたし、残る2試合で1勝1敗にすれば、
「事実上の決勝戦」を制することが出来る、はずでしたが・・・。
シャックなのか、コービーなのか、ジャクソンHCなのか!?キングス時代の
到来を阻止したのは!?恐らく、この3人が揃ってしまったからだと思われますが・・・。


補強ポイント。

PG、PG、PG!ですネ(笑)。
しかもマイク・ビビー、これ以外にはゲイリー・ペイトンぐらいでしょう。
オフェンスでの存在感がある、と言うのが何よりもその理由。
しかも、バランスを取りながら存在感を示せるPG。
今後も成長を続けるでしょうし。
現在、再契約が難航していますが、これがまさに最優先課題。
他では、そろそろ年齢的に不安を抱え始める、ディバッツのバックアップか!?

理想補強選手。

マイク・ビビー(とにかく、彼でしょう。間違いなく)
ゲイリー・ペイトン(本文のままで申しわけありませんが・・・。)



シアトル・スーパーソニックス

一言総括。

あんまり、誰も注目していなかった昨シーズンのソニックス。
しかし、シーズンインと共に、それまで腐っていたヴィン・ベイカーが
復活の兆しを見せ、ラシャード・ルイスも成長の跡を見せ、
ペイトンは言うまでもなく、リーグ有数のPGとして申し分ない活躍。
45勝37敗と、申し分ない成績でスパーズに破れはしたものの
まず、「満足」と言ってもいいシーズンを送りました。


補強ポイント。

ヴィン・ベイカーをトレードに出し、ケニー・アンダーソンを獲得し
始まったシーズンオフ。
将来へ向け、ラシャード・ルイスの残留が最優先課題です。
ペイトン、ルイス、の2枚看板があるとして、インサイドにもう一枚、
戦力があれば、プレイオフでの戦いに「希望」が見いだせるはずですが・・・。

理想補強選手。

マーカス・キャンビー(ルイスと共に成長してくれるインサイドプレイヤーとして)
ブラディ・ディバッツ(ペイトンとの相性がよさそう、と言う独断(笑))



と言うワケで長い間続いた、
「独り言 of NBA」の「一言総括&補強ポイント」企画を
終わりたいと思います。
何分、書いてからの掲載するまでの時間経過によって
内容等に意味不明な点もあったかと思いますが、
最後までお付き合いいただきありがとうございます。

今後はまた、色々と時事ニュース等について
時折、思い出したように語ってみたいと思います。


inserted by FC2 system