皆さん、知ってました!?
このページ、なんと一日平均で70人ぐらいの方が来てくださっているそうです!
正直、驚きです!



第19回は

一言チーム別シーズン総括

一言オフ補強ポイント!
(Vol.9。グリズリーズ&ウルブス&スパーズ)


メンフィス・グリズリーズ

一言総括。

PGに「客を呼べるPG」、ジェイソン・ウィリアムスを獲得し、
再出発を謀った2001−2002シーズン。
しかし、実際はエースとして期待されたマイケル・ディッカーソンが
怪我で4試合の出場に止まり、地元に帰ってきて期待以上の
頑張りを見せたロレンゼン・ライトも途中長期欠場を余儀なくされ、
出場は43試合止まり・・・。
ルーキーにして、得点チームトップのパウ・ガソルがルーキー・オブ・ザ・イヤーに
輝くなど、明るい話題もないではなかったのですが、
今シーズンは結局、23勝59敗で激戦のミッドウェストディビジョンで、
早々にシーズン終了、となりました。


補強ポイント。

何を差し置いても、来シーズンへ向け、グリズリーズは現時点において
「補強に成功した」と言えるでしょう。
その原因たるや、言わずと知れた現レイカーズを創り上げた
「ミスタークラッチ」こと、ジェリー・ウェストを獲得したことに挙げられます。
確かに、選手としてもはや「ミスタークラッチ」としての活躍は
期待できませんが(笑)、それでもFAでシャックを獲得し
当時のインサイドの柱だったディバッツを放出してまで
コービーを獲得したり、とその敏腕GMぶりはきっと、
グリズリーズの中でも生かされるはず!
で、早速、ドラフトと共に地味ながら実力のあるシューター、
ウェズリー・パーソンを獲得した、ウェスト。
パウ・ガソル、ショーン・バティ、と期待度の高い若手を有するだけに、
ウェストに科せられた任務はその成長を促す環境づくり、と言えると思います。
もしくはチーム首脳が描いているのが「近々、優勝!」なんて
夢だとしたら、今いる若手を放出し、即戦力の獲得と言うことにもなりますが、
恐らく、前者の「環境づくり」になると思われ、補強ポイントとしましては
バックコートはほぼ、整った感がありますので、フロントに
どっしりとしたベテランを連れてきたいところです。

理想選手。
チャールズ・オークリー(毒が強すぎるか(笑)!?)
タイロン・ヒル、もしくはエルデン・キャンベル
給料が安かったら(笑)、アロンゾ・モーニング


ミネソタ・ティンバーウルブズ

一言総括。

ゾーンディフェンス解禁でいち早く、対応&取り入れを敢行し、
見事、スタートダッシュに成功したウルブズ。
はた目にも「あと、ジョー・スミスさえ頑張れば・・・」と
期待させるシーズン、でした。
それもPG、テレル・ブランドンの今シーズン絶望と共に消え去り、
バックアップのチャウンシー・ビラップスもその後を支え、
頑張りを見せたものの、結局、念願のファーストラウンド突破はならず。
50勝32敗。


補強ポイント。

何故にそこまで執着したのかは、わかりませんが
とにかくジョー・スミスに「違法」な裏約束をしてまで、引き留めをし
挙げ句、またそれがばれてしまい一巡目指名権を剥奪され、
サラリーキャップもガーネットの超巨大契約の前にいっぱいいっぱいで、
動き取れず・・・。
シーズン後半、チームを支え頑張りを見せたビラップスもこんな、未来への
道の狭いチームに見切りをつけ、他のチームへ移る、と言うのが大半の意見。
しかも、ブランドンは怪我の回復状況がよくなく、「引退か!?」とまで
言われています。
救いはその超巨大契約のガーネットが順調に成長している、と言うことと
ウォーリー・ザービアックの飛躍的な成長。
インサイドもいいニュースとしましては、マーク・ジャクソン。彼が一昨シーズンの
ような活躍をしてくれれば・・・。
しかし、来シーズンで契約の切れるザービアック、その次にきれるガーネットと
GMのケヴィン・マクヘイルは頭痛の種に悩まない日々(笑)。
補強ポイント、としましてはよほど「化け」ないかぎり、スミスに多くは
期待できませんので、ジャクソンとインサイドを支えることの出来る
ディフェンス力のあるPF、でしょう。欲を言えば、機動力もあれば尚
チームのゾーンDは機能しやすくなります、が・・・。
ここのオーナーは世界長者番付に載るぐらいのお金持ちらしいですが・・・。

理想選手。
マーカス・キャンビー(注:健康な、と言う注文が通ること(笑))
セオ・ラトリフ(注:同上)


サンアントニオ・スパーズ

一言総括。

昨シーズン、数少ない「期待通りの成績」を良くも悪くも残したチーム(笑)。
ダンカンの成長に、それをしっかりチャラにするロビンソンの衰え・・・。
来シーズンでの引退を表明したロビンソンですが、プレイオフは怪我で不完全燃焼の
シーズンとなりました。
58勝24敗は確かに期待通りですが、それ以上ではないのも確か。
しかし、そんな中、明るい話題はルーキーのトニー・パーカーが
チームカラーにあった(?)派手ではない活躍で、しっかりPGとしての
重責を果たし、問題のポジションを一つ、埋めたことでしょう。

補強ポイント。

チームの土台を支えるマリーク・ローズ、ブルース・ボーウェンとの
再契約がほぼ内定するなど、いいスタートを切った今オフ。
引退しても不思議ではない、超ベテランPG(SGも可)のテリー・ポーター(39歳)。
彼にはアウトサイドの攻撃力、将来有望のパーカー教育係、としてもチームには止まって欲しいところ。
あとは、誰しもが気づいている「爆発力」の不足を補うこと。
これが今オフの課題でしょう。
来シーズン後、FAになるダンカンもロビンソンが引退し、
チーム造りも見えてこない、となれば他のチームに移ることも十分考えられます。
それを引き留める意味でも、今オフの補強は「ダンカン引き留め前哨戦」として、
スパーズにとって重要な意味を持ちます。

理想補強選手

ラトレル・スプリューエル(サラリー、無視で(笑))
シャキール・オニール(何もかも無視で、「超ツインタワー」で、とにかく勝てます(笑))


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