クリッパーズは先のトレードでジャレッド・ダドリー、条件付き2017年1巡目指名権との引き換えに獲得した、カルロス・デルフィノ、ミロスラフ・ラドゥリジカ(あと2015年2巡目指名権がある)の両選手を放出した。

 ダドリーは今シーズン、来シーズンの2年850万ドルの契約残があり、デルフィノは1年325万ドル、ラドゥリジカは1年150万ドルを残すのみとなっていることから、契約残の削減には成功している。

 ダドリーの15-16シーズンの契約は425万ドルのプレイヤーオプションだが、昨シーズンの成績が下記のとおりで、201cmのF。来年には30歳になることからの将来性への投資がなくなることを考えると、オプションが公視される可能性は十分に考えられる。もちろん、今シーズンの成績次第ではあるが。


G
Min FGM FGA FG% 3PM 3PA 3PT% FTM FTA FT% Off Def Reb Ast TO Stl Blk PF Pts
Jared Dudley 74 23:21 2.6 6.0 43.8 1.1 3.0 36.0 0.5 0.8 65.5 0.5 1.7 2.2 1.4 0.8 0.6 0.1 2.0 6.9



 今回のトレードで、クリッパーズは来オフでのサラリーキャップが今年と同額だとしても、1700万ドルほどのキャップスペースを確保できることになる。

 もちろん、デアンドレ・ジョーダンがチームからFAとなるなど、来オフの課題は山積しているが、オフの動きに幅ができたことは間違いないものと思われる。

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