第１２回は

一言チーム別シーズン総括
＆
一言オフ補強ポイント！
（Vol.２。ネッツ＆ニックス）

ニュージャージー・ネッツ

３チーム目にして、早くもこの企画の大変さに気づいて、
「失敗したぁ（笑）。」と思ってる今日この頃（笑）。


一言総括。

さて、アメリカンドリームをチームで行ったニュージャージー・ネッツ。
５２勝３０敗。プレイオフ進出が目標のチームがイースタン・カンファレンス首位、
NBAファイナル進出とまさに「夢のシーズン」を過ごしました。
ジェイソン・キッドが出すパスをフィニッシュできる実力者の揃ったチーム。
ケニョン・マーティン、キース・ヴァンホーン、ケリー・キトルズ。
まさに、バランスの取れたオフェンスで毎日、「主役」の変わる、ある意味、理想的な形での
今シーズンの成功と、少し苦みのある終了。


補強ポイント。

ファイナル、見た方には言うまでもないでしょうが、あまりにお粗末なインサイド。
ジェイソン・キッドがトリプルダブルを決めるのは、スタッツ上もすばらしく、彼の集中の持続力が
素晴らしいことを証明しているのは間違いないですが、キッドがリバウンドを取らないといけない
事情がチームにある、と言うのがまずあります。
チームのリバウンドリーダーがキース・ヴァンホーンで７．５。その次がジェイソン・キッドで、７．２。
これでは・・・。
イースタンで戦う分には確かに勝負になるでしょうが、インサイド王国（？）のウェストとの戦い、となると
どうしてもしんどすぎます。
「エース候補」が多数いるチーム事情から、誰かを出して、「インサイドの柱」を取ってくる。
まず、来シーズン、しかも今シーズン以上の成果を期待するには、それからですね。