第102回


「シーズンを独断と偏見で予想!イースタン・カンファレンス編」

シーズン開幕を前に管理人が客観的要素を廃し、極独断的で偏見を交えた予想をします。
笑って読んでいただければ幸いかと。
怪我など、不謹慎な要素も含まれますが、「怪我」という要素はNBAと切っても切れない要素なので、ご理解いただけると幸いかと。
ここのあいさつも昨シーズンと同じもの。工夫が足りないなぁと早くも反省中です。
そんなわけで、過大な期待はなさらずにきらくに読んでいただけると嬉しいです。
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 イースタン・カンファレンス

 アトランティック・ディビジョン

 セントラル・ディビジョン

 サウスイースト・ディビジョン



 アトランティック・ディビジョン
  ニュージャージー・ネッツ
  フィラデルフィア・76ers
  ニューヨーク・ニックス
  トロント・ラプターズ
  ボストン・セルティックス

 シーズン前、このディビジョンではアレン・アイバーソンのトレード話で持ちきりだった。
 「既にミネソタと話がまとまった」
 とか、
 「まだ、コービーとの1対1のトレードの線は消えていない」
 だとか、
 「ボストンが最初に獲得を希望していた頃から見て、トレード価値的にお買い得になったアイバーソン獲得を諦めていない」
 「オーランドがG・ヒルを軸とした、76ersにサラリーカットのできるトレード内容をオファーした」
 など、内容の真偽は確かではないが、それこそありとあらゆる噂が流れた。

 しかし、9月下旬のアイバーソン本人による「残留希望」に対して、ビリー・キング氏(76ers、チームプレジデント)が開幕直前に「まだ、完全に可能性がなくなったわけではないが・・・」との前置きの元、現時点でのトレードを否定。
 すると、一転。これまで流れてきていたものとは違う「76ersはアイバーソンを本当に出す気があるのか?」といった話が流れ始める。
 メディアもこれまでにあった76ers側に大きなメリットのあるオファーを蹴ってきたキング氏の行動を紹介し、「アイバーソンの手綱を引き締める為の演技では?」との報道を展開。
 「アイバーソンをトレード」という形では、話は一応の終着を見る。



 ・ニュージャージー・ネッツ

 このディビジョンで首位を取ったのは昨年同様、ニュージャージー・ネッツ。
 勝利数も昨年と同じく49勝。オールスター直前にJ・キッドが左手首を捻挫し、5ゲームを欠場するアクシデントがあったが(キッド欠場中は1勝4敗)、オールスター明けからは復帰。14.1得点&9.1アシスト&6.9リバウンドと変わらぬチームリーダー振りを発揮し、プレイオフへと導いている。
 成長が期待されたN・カースティッチは14.9得点&6.8リバウンドとそれぞれ昨シーズンに比べて(同13.5&6.4)大きくはないものの、成長のあとを見せた。
 V・カーターは72ゲームに出場し、21.3得点&5.3リバウンド。R・ジェファーソンは18.8得点&5.9リバウンド&3.9アシストを記録した。
 NBAへの復帰を果たしたジェイ・ウィリアムスだが、かつてのインパクトを取り戻すまでには至らず、1.9得点&1.0アシストに終わっている。代わりに頑張ったのがルーキーのマーカス・ウィリアムス。キッドのバックアップとしてベンチスタートで8.6得点&2.3アシストを記録した。


 ・フィラデルフィア・76ers

 アイバーソンのトレード騒動で幕を開けた今シーズン。
 だが、ひょっとしたら来シーズンもこの噂に悩まされるかもしれない。
 76ersは終わってみれば37勝45敗と昨シーズンに比べて1つ勝ち星を落とした。特にファンの評価が厳しくなったのは「格下」との前評判だったニューヨーク・ニックスにあわや、順位で抜かれるのでは!?と思われた4月中旬。終わってみれば順位では譲らなかったが、地元紙は「まるで昨シーズンのニックスのようにひどいディフェンスだ。ディフェンスといえばスティールとブロックしか習っていないかのような動き」とチームを酷評。この時から76ersに対する厳しい見方はシーズンいっぱい続くことになった。
 オールスター前には5割を超えそうだった勝率も、3月7日の対シアトル・スーパーソニックス戦でアイバーソンが右肘を強打するアクシデントから、ずるずると下降線をたどる。アイバーソンはそのゲームまでは45.6%のFG%を誇っていたが、その怪我のあとは41.2%と大きく悪化。怪我当初は怪我を押してのプレーに拍手も起こったが、そのうち「調子が悪いのに何故、毎ゲーム20本も打つんだ!?」との批判も巻き起こり、シーズン終盤には大きくはないものの、ホームでブーイングが聞かれた。
 アイバーソンは終わってみると31.3得点&6.6アシストを記録。
 昨シーズンはアイバーソン中心のシステムに不満を持つのでは?とも言われたC・ウェバーは16.8得点&8.8リバウンドと仕事をこなす。一方で、A・イグダラは表に出てはいないが、チームプランに不満を持っている、との噂もある。一説には2007-08シーズンもこのままだというなら契約延長もしないし、トレードを要求するのではないかとも言われている。
 そこで、現在のもっぱらの噂は07-08シーズンで契約の切れるC・ウェバーとセットでアイバーソンを放出。イグダラと高額の契約延長を結ぶのではないか、というもの。
 「NBAに入って10年・・・11年か。つらい時期もあったし、シーズンの半分を怪我で欠場してしまったシーズンもあった。けど、今シーズンほどつらいシーズンはなかった。もし、ファンが俺を76ersに必要ないと判断するなら、どこへでもいくよ。あと2年、一生懸命プレーするだけだよ」
 と2年後の引退をにおわせるコメントをシーズン終了後にしたアイバーソン。
 また、長い76ersのオフが始まろうとしている。


 ・ニューヨーク・ニックス

 昨シーズン比で+11勝ながら、ファンからブーイングを受けるチームも珍しい。
 ニックスは昨シーズンの23勝から今シーズンは34勝で終了。プレイオフが遠い彼方にあった昨シーズンから比べると「あと2歩」といったところまできたニックスだが、ファンの評価は厳しい。
 「ファンはいきなり優勝争いすることを期待していたようだが、プレイヤーたちはよくやったと思う。昨シーズンとは比べ物にならないほどいいシーズンだった。チームとしてまとまり、ひとつの目標に向かうことができた。確かにプレイオフ進出を逃したことは悔しいが、来シーズンこそそれを達成してみせるよ」
 とシーズン終了後に笑顔で話すI・トーマスHC。
 だが、このインタビューを聞いた地元紙の反応は厳しい。
 「彼は自分が作り上げた年間1億4000万ドル以上かかるチームでのプレイオフ進出を逃した自身の責任に一切言及することなく、ラリー・ブラウン前HCをこき下ろすという、トリプルダブル並みに難しい荒業を瞬時に頭でくみ上げ言ってのけた。この能力があれば来シーズンは70勝ほどできるのではないか」
 「多くのファンが退席を願う中、なんの躊躇もなく自身の功績を高らかに歌い上げ、堂々と続投を宣言するこのハートの強さは確かにコートの上では素晴らしい結果を出した。だが、コートサイドからではそれは役に立たないことだけは今シーズンよくわかった」

 ニックス側の動きはすばやかった。シーズンが終了するまでに少しづつ「アイザイア賞賛」の態度を見せていたオーナーのジェイムス・ドラン氏。シーズン中盤あたりから「嫌な予感」と口にするニックスファンの方も多かったが、シーズン終了後、時を移さずドラン氏は「アイザイア・トーマスHCの続投」を宣言した。
 「アイザイアは今シーズン、チームをまとめ、チームにより多くの勝利をもたらした。これは前のシーズンに皆が絶賛する殿堂入りコーチ(ラリー・ブラウン氏)でさえなしえなかったことだ。長年の実績としては前任者にアイザイアは及ばないかもしれないが、ニックスでは少なくとも彼が「+11」なんだ。続投をわざわざこうして宣言することさえおかしい気がするよ。来シーズン後?もちろん、問題がなければ続けて欲しいよ」

 76ゲームに出場し、21.8得点&7.1アシスト&FG42.1%をマークしたステフォン・マーブリーはシーズンを通して終始ご機嫌だった。
 「今シーズンはキャリアの中で最高の1年だった。前の年がひどかったというのもあるけど。本当に今シーズンは昨シーズンつけていたウェイトを外してプレーしているみたいにのびのびとプレーできた。まだ、俺たちのチームは始まったばかりだ。今から来シーズンが楽しみだよ」
 と言い残し、「Starbury One」の宣伝に世界各地を巡るツアーでかけたマーブリー。しつこいようだが、マーブリーはシーズンを通して終始ご機嫌だった。8連敗中の時も沈むチームをよそによく喋り、インタビュアーをあぜんとさせたとの話もあるが。
 「今シーズン、アイザイアをブーイングしているファンの人たちも来シーズンには気付くはずだ。だいぶ前に俺はNBAでbPのPGだといってすごく叩かれたけど、その時、叩いた人たちも来シーズンには気付くはずだ」
 ファンについて聞かれるとこう答えたマーブリー。これに対するアリゾナの新聞のコメントが面白い。
 「確かに来シーズン、ひょっとしてエディ・カリーがオフェンス・ディフェンスでパトリック・ユーイングのようになり、ジャレッド・ジェフリーズがスコッティ・ピペンのようにオフェンスで適切な判断ができるようになり、ネイト・ロビンソンがマグジー・ボーグスのようにミスをしなくなり、ステフォン・マーブリーがスティーブ・ナッシュのようにパスをさばき、アイザイアがフィル・ジャクソンHCのように適切な選手起用をするようになれば、皆、彼らを見直すかもしれない。その可能性は確かにアリゾナ・ロッタリー(アメリカのロト。要するに宝くじ)同様、0ではない。ただ、彼はファンが今シーズンわざわざチケットを買い、コートに足を運んだのは、本来ブーイングをしたくてではないことに気付いていない」

 更に厳しいのはミネソタの新聞で「この10年で最高の補強案(KG獲得が11年前)」として、「マーブリーを取り、マーブリーを出し、再びマーブリーを取らなかったこと」と掲載。マーブリーはこれに激怒し、次のミネソタ・ティンバーウルブズでは43得点をたたき出した。ゲームにはウルブズが108-101で勝利し、同紙はゲームの翌日に「フランチャイズ創設からの17年で最高の補強案」として同じ話を軸に記事を取り上げている。

 ちなみにドラン氏はオフの補強について
 「アイザイアに任せてある。彼が責任者だ。彼がGoサインを出せばトレードは成立するだろう」
 と前のオフのようにサラリー額の増加についてクレームをつけるということはないとも話し、それがまたニックスファンのブーイングと悲鳴にもなっている。


 ・トロント・ラプターズ

 T.J.フォード、F・ジョーンズ、M・ピーターソン、C・ボッシュ、R・ネストロビッチ。
 このスターターで挑んだ06-07シーズン。
 しばらくはスターターとして起用しない。そうサム・ミッチェルHCがオフにコメントしたが、結局ドラフト1位指名のA・バルガナーニがスターターとして起用されたのは9ゲームにとどまった。8.9得点&4.3リバウンド&1.4ブロックがバルガナーニのルーキーシーズンの成績となった。
 エースのボッシュは21.8得点&10.0リバウンド&3.0アシストを記録。シーズンとおして初の「20-10」達成に本人は手ごたえを感じているようだ。
 「今シーズン、正直言うとシーズン前にはもっと勝てると思っていた。だけど、やっぱりそんな甘いものではなかったよ。新加入のメンバーも多かったし、序盤はそれに悩まされ、後半はプレイオフ進出の可能性が絶たれるとモチベーションを保つのが大変だった。それでも『来シーズンにつなげるシーズンとするために』と皆で気持ちを一つにして様々なものを得ることができた。ただ、問題は来シーズンへ向けてチームからFAとなるプレイヤーが多いことだね。T.J.を筆頭に。皆さえ戻ってきてくれれば我々は来シーズン、きっとそうやすやすとは負けない強いチームになるはずだ。オフにはアンドレア(・バルガナーニ)がヨーロッパから帰ってきたら一緒にトレーニングするつもり。今、どこでやるかを話し合っているところなんだ。チームとしてはまっすぐ進んでいるよ。それは自信を持てる」
 とシーズン終了後のインタビューでめずらしく多弁になったボッシュ。
 33勝49敗でプレイオフ進出を逃したが、リーダーとしてのチームの前進に自信を見せた。


 ・ボストン・セルティックス

 P・ピアースが19ゲーム、セオ・ラトリフが23ゲーム、、W・ザービアック26ゲーム、D・ウェスト8ゲームと主力にあまりにも多くの怪我人を抱えたセルティックス。
 特にここ6シーズンで7ゲームしか休んでいないピアースの長期離脱は大きかった。
 1月15日のアトランタ・ホークス戦第1Qで右足首を捻挫。そのままゲームに戻らなかったピアース。チームは翌日、「ひどい捻挫」と発表し、19日のサクラメント・キングス戦からゲームを欠場することを明らかにした。復帰については「オールスター前の復帰になるか、明けてからの復帰になるか。慎重に医師と相談したい」とコメントしている。
 だが、1月31日のロサンゼルス・レイカーズ戦、ピアースはベンチに戻った。ベンチスタートで19分プレーし、13得点の活躍を見せた。ゲームにはレイカーズが103-88で快勝。ゲームの決まった4Q中盤にピアースがベンチへ下がるとレイカーズファンから拍手が送られた。しかし、月が変わって2月2日のロサンゼルス・クリッパーズ戦から再びピアースは欠場。オールスター明けの2月20日のサクラメント・キングス戦まで戻ってくることはなった。
 これについてチームプレジデントのダニー・エインジ氏は「あまりにも軽率な行動だ。なんらかの形で責任を取るものが現れて当然だろう」と話し、一時話題に。しかし、2月20日の復帰からピアースが問題のないことが確認されると「ピアースも含め、いろんな人間に説教してやるつもりだったが、あれだけの活躍されるとね(笑)。(23日のロサンゼルス・レイカーズ戦のあとのインタビュー、ピアースは26得点&9リバウンド&11アシスト。セルティックスが99-88で勝利) 結果として前の復帰はよくはなかったが、『早くプレーしたかった』との本人の意気を今回は買うことにするよ。次、また同じことやったら1シーズン、コートのモップがけだな(笑)」とジョークを交えインタビューに答え、問題を終結させた。
 終わってみると28勝54敗。大きく負け越し、シーズン終盤の主力の怪我での欠場については「上位指名権を求めての作戦では?」との容疑がかかるほど。
 シーズンが終了すると、ドック・リバースHC、もしくはダニー・エインジ氏などの更迭の噂もあがったが、エインジ氏はリバースHCの続投を宣言。だが、地元紙などは「エインジ本人の首もつながっているかわからないのに、その人のコメントが生きてくるかどうかなんて、まだわからない」と報じている。




 セントラル・ディビジョン
  クリーブランド・キャバリアーズ
  シカゴ・ブルズ
  インディアナ・ペイサーズ
  デトロイト・ピストンズ
  ミルウォーキー・バックス


 「残留濃厚」と言われたベン・ウォレスのシカゴ・ブルズ移籍で始まったこのディヴィジョンのオフシーズン。終わってみると、それに始まり、それに尽きた今シーズンとなった。


  クリーブランド・キャバリアーズ

 2006-07シーズン、セントラルを制したのはクリーブランド・キャバリアーズだった。
 33.8得点&5.9アシスト&6.0リバウンドを記録したラブロン・ジェームスに引っ張られチームは51勝31敗を記録。
 チーム内で成長が目立ったのはD・ジョーンズ。マイアミ・ヒートから移籍し、期待に答えられずにいたが、今シーズンは8.7得点&3.7アシストと数字は地味だが、FGでは昨シーズンの38.7%を大きく上回る42.7を記録するなど、しっかりとチームに貢献し始めている。
 昨シーズンからの怪我が長引いているラリー・ヒューズは復帰しては故障者リストに戻る、を繰り返し、戻ってきても怪我を抱えたままのプレーでは本調子を出せるわけもなく「散々なシーズン」と本人のコメントどおりのシーズンとなった。スタッツは9.8得点&2.6リバウンド&2.2アシスト。出場ゲーム数は32。同じく、期待に答えられたかというと疑問符が付くのは新しい契約のまとまったD・グッデン。11.7得点&8.3リバウンドは共に昨シーズンから落ちているわけではないが、いまいち。A・ヴァレジャオの活躍もあり、トレードの噂は常にささやかれた。
 今年はオールスターでMVPを獲得したラブロン。シーズンMVPの候補にも挙がっている。ちなみにプレイヤー・オブ・ザ・マンスは12月と2月の計2度受賞。ロサンゼルス・レイカーズのコービー・ブライアント、ダラス・マーベリックスのダーク・ノビツキー、フェニックス・サンズのスティーヴ・ナッシュ、サンアントニオ・スパーズのティム・ダンカンとラブロンのうちで誰かが選ばれる、というのが大方の見方だ。予想ではノビツキー、ダンカンと続いてラブロン、その次がナッシュ、コービーとなっており、有利とはいえないが、プレイオフ1stラウンド序盤での活躍によっては、十分獲得もありうると地元紙は報じている。


  シカゴ・ブルズ

 昨シーズンまでに999ゲーム出場を果たしていたPJ・ブラウンが開幕と同時に1000ゲーム出場を達成し幕を開けたシカゴ・ブルズの2006-07シーズン。
 キャンプの時から「絶好調」と自信を見せていたB・ゴードンは開幕週のチームを2勝1敗に導き、25.6得点&4.3アシスト&4.0リバウンドを記録し、週間MVPを獲得。オフのトレード話を吹き飛ばす活躍をみせ、シーズンでは18.8得点&3.6アシスト&2.3リバウンドを記録した。
 新加入のフロントコートの2人、PJ・ブラウンとB・ウォレスはそれぞれチームを支える礎となり、勝利にディフェンス面のみならず貢献した。
 ブラウンは下降線をたどっていたスタッツで9.3得点&6.6リバウンドと得点面で下げ止まり、ウォレスはキャリア初の二桁アベレージ(10.3得点)を記録し、10.9リバウンドに2.4ブロック&1.9スティールをマークした。
 一見、問題ないようにみえ、ディヴィジョン首位も見えていたがオールスター後の5ゲームで1勝4敗とつまづき、そこから勝ち星は伸び悩む。
 様々な要因が挙げられたが、特に地元紙が必要性を訴えたのが「アウトサイドからのゴードンに次ぐ得点力」の獲得だった。
 K・ハインリックは安定した働きで15.6得点&6.7アシストを記録。3Pでも36.6%を記録したが、SFのL・デングがもともと得意ではなかった3Pで16.9%(昨シーズン26.9)と不振が続く。
 3月14日のフィラデルフィア・76ers戦に勝利すると3連敗。25日のインディアナ・ペイサーズ戦で勝つと再び3連敗とチームは大きく行き詰った。
 しかし、4月1日のアトランタ・ホークス戦を前に行なわれたチームミーティングを境に改善を始める。
 まず、不仲との噂も流れたB・ウォレスとL・デングの間での「わだかまりがあれでなくなったよ」(デング)と問題が解消。問題視されていたデングの3Pはそれまではゲーム毎1.6の試投数だったが、4月は0.5と封印。これでデングのFG%は上向き、「チームとしてパスがスムーズになった」(地元紙)。
 終わってみると4月は5勝3敗。
 「今月の成績には満足している。同じ相手(ニュージャージー・ネッツ)に2度負けてはいるが、どちらも接戦でいいゲームだった。プレイオフであたっても負けはしないよ」
 そう話すのはスコット・スカイルズHC。ちなみにチームミーティングの内容については「極秘、ってこともないけど、まぁ、それぞれがたまっていたものを吐き出して、それに対する解決策をコーチが示してくれた。そんなところかな」(デング)とのこと。
 ブルズは48勝34敗でディヴィジョン2位でプレイオフ進出を果たしている。


  インディアナ・ペイサーズ

 46勝36敗と昨シーズンよりプラス5勝でA・ハリントン獲得の成果を見せたインディアナ・ペイサーズ。
 オフにトラブルに巻き込まれた面々もそれぞれチームから罰金を科せられるにとどまり、シーズンへの悪影響は比較的、少なかった。
 R・アーティストの代わりに獲得したP・ストヤコビッチがチームを去り、アウトサイドの弱体化もささやかれたが、そこはS・ジャクソンと、昨シーズンから3Pを本格的に打ち始めたA・ハリントンがカバー。バックコートではD・アームストロングが「ヨーロッパに帰りたがっている」とも言われたS・ヤシケヴィシャスのいい相談役になったようで、数字以上にチームへの貢献を見せた。
 「ひょっとしたら、僕は彼(D・アームストロング)がここにきていなかったらチームともめにもめた末に、ここを去っていたかもしれない。今にして思うとたいした問題ではなかったんだと思えるけど、当時はなんていうんだろう。自分の中に嫌な思いがこもってしまって、どうしようもなかったんだ。僕はここへは優勝しにきたのに、なにもせずに帰ってしまうところだった。彼にはもちろんだけど、彼を取ってくれたチームにも感謝したいよ」
 ヤシケヴィシャスがシーズン後にこう告白している。ちなみにD・アームストロングが2.3得点&1.5アシスト。ヤシケヴィシャスが8.9得点&3.9アシストを記録している。

 SGとしてスターター起用されたマーキス・ダニエルズが13.8得点と得点でもそうだが、ディフェンスでは昨シーズンの1.1から1.65とスティールを向上をさせた。これには同様に増加してしまったファール(2.3から2.8)を引き合いに出し、厳しい評価もあるが「どんなプレイヤーでもいきなりディフェンスが向上するということはない。ブロック、スティールなど目に見える形でまず成果を出し、続いて今度は見えない部分で誰しもが上手くなるものだ。その第一歩を踏んだと思えば、やはり今シーズン、マーキスのディフェンスは大きなプラスだよ」
 とカーライルHCはコメントしている。

 他ではCのデイヴィッド・ハリソンが7.1得点&5.3リバウンドを記録し、フロントコートのバックアップとして一定以上の期待に答えた。
 これについてカーライルHCは
 「今シーズン、何度となく、いろんな人から ”ハリソンをスターターで使ってみては?” と聞かれたが、我慢できてよかった。4月始めのピストンズとのゲームをみただろ?ああいったプレーができるようになったのはプレーするだけではなく、ベンチからも得るものがあったからだと私は信じている。まだまだ向上の余地はあらゆる面であるが、今シーズンの結果でやっと安心してコートに送り出すことができるようになったよ」(ハリソンは4/3の対ピストンズ戦、ベンチスタートで31分プレーし、11得点&6リバウンド&4アシスト&3ブロックを記録)
 と話している。


  デトロイト・ピストンズ

 ペイサーズと勝率で並び、46勝を記録した今シーズンのピストンズ。やはり、B・ウォレスの穴は大きい。
 その穴を埋めるべく、期待されてピストンズ入りしたN・モハメドはコートに立てばディフェンスではリバウンドにブロックにと期待に応えたが、なんといってもファールトラブルが多い。今シーズンリーグ1位の3.8ファールを記録。プレータイムは28.9分とスターターとしては少ない。F・サンダースHCもこれについては
 「ナージ(モハメド)は新しいシステムにも早くなじみ、よくやってくれてはいるんだが。しかし、逆に考えるとここさえ改善できればわれわれはまた大きく前進できる。私はそうできると信じているしね」
 と話している。
 モハメドは今シーズン、6.9得点&7.9リバウンド&1.6ブロックを記録した。
 ピストンズで今シーズン、B・ウォレスの負担を必死にカバーしようとしたのがC・ビラップス。スタッツは昨シーズンより上向き、20.5得点&4.6リバウンド&8.9アシストを記録。プレイヤー・オブ・ザ・ウィークにも3度選出されている。が、いいことばかりでもなく、FG%は昨シーズンの41.8から39.8に下降し、3Pに至ってはここ2シーズン優に40%を超えて(42.6、43.3)いたのに、今シーズンは36.6と2000-01シーズン以降では最悪の数字となった。
 「我々は今、必死にもがいているんだ。HCもラシードも、チャウンシーも、もちろん僕も。まだまだ、今シーズンがどう終わるかなんて誰にもわからないが、今シーズンはこれまでとは違った経験ができた。決して悪いことばかりではなかったよ」
 そう話しているのはR・ハミルトン。
 これにはR・ウォレスも同意。
 「リップ(R・ハミルトン)がそんなこといってた?そうだな、その通りだと思う。すっきりしたシーズンではなかったけど、俺は俺、リップはリップ、チャウンシーはチャウンシー、コーチはコーチと、それぞれ何か考えさせられるところのあるシーズンだった。俺に関しては今シーズンは本当にアントニオ(マクダイス)に助けられたよ。前のオーランドとのゲーム(4/11の対マジック戦)でなんて、乱闘になりかけたシーンがあったんだけど、彼が止めてくれたからね。止めてくれなかったらきっと行ってたと思う。で、プレイオフにまでまたがる出場停止、なんてなってたらどれだけ後悔したか。似たようなことが今シーズンは何度かあった。ゲーム中であったり、ゲーム後であったり、色々話を聞いてもらったりして。いいシーズンだった。今シーズンほど、彼と一緒にいたシーズンもなかったんじゃないかな。もちろん、まだまだ終わらせるつもりもないけどね(笑)」
 R・ウォレスは14.8得点&7.1リバウンド&1.9アシストを記録。マクダイスは8.3得点&6.4リバウンドを記録している。また、このコメントを受けた地元紙は早くもマクダイスの引退後のAC就任について論議している。
 T・プリンスは今シーズン、12月1日のニューヨーク・ニックス戦で左足を骨折。様々な噂が出たが結局、復帰したのがオールスター明けの2月20日。シーズンでは13.6得点&4.1リバウンド&2.3アシストを記録している。


  ミルウォーキー・バックス

 T.J.フォードが抜け、M・ウィリアムスがPGのスターターに納まる。そう思われたバックスだが、S・ブレイクが頑張り、C・ベルがそこへ割って入り、「いい緊迫関係」(T・ストッツHC)というように、熾烈なポジション争いが繰り広げられた。
 結局、その座を射止めたのはウィリアムスだったが「気が抜けないよ」とウィリアムスも話すように、今シーズン、バックスのGの層は格段に厚くなった。
 フロントコートでも新加入のC・ヴィラヌエヴァが14.8得点&7.8リバウンドを記録し、成長を見せる。序盤、出遅れたA・ボガットも12.0得点&7.3リバウンドを記録。
 順調に見えたバックスだが、エースのM・レッドが左手首を痛め、12月に戦線を離脱。復帰するも1月に次は左足首の捻挫。フラストレーションからか、ゲーム後にリーグ批判のコメントを出し、4試合の出場停止処分を科せられるなど散々なシーズンとなった。スタッツは22.3得点&3P38.8%。
 加えて、それぞれが実に小さいものだが、怪我を繰り返し、不完全燃焼に終わったバックス。しかし、それでも底力のあるところを見せ、40勝42敗でプレイオフ進出へ滑り込む。「チームケミストリーがうちの最大の武器」(M・レッド)での1stラウンド突破を目指す。



 サウスイースト・ディビジョン
  マイアミ・ヒート
  ワシントン・ウィザーズ
  オーランド・マジック
  シャーロット・ボブキャッツ
  アトランタ・ホークス



  マイアミ・ヒート

 イースタン・カンファレンスで11月の月間MVPを獲得したのは、アレン・アイバーソンでもポール・ピアースでも、ラブロン・ジェームスでもドウェイン・ウェイドでもなく、シャキール・オニールだった。
 開幕から4ゲームを欠場したウェイドに代わり、チームを支え、得点を挙げたのは間違いなくシャックだった。
 30.1得点&12.0リバウンド&3.8アシスト&2.0ブロックを11月に記録し、開幕から1ヶ月でチームを12勝4敗に導き、文句なしでの受賞となった。
 その後、シャックはウェイドが調子を取り戻すのにあわせるかのように調子をスローダウンさせ、終わってみると21.3得点&9.9リバウンド&2.3アシストをマークした。
 ウェイドは開幕こそ出遅れるものの、「あのファイナルは僕の中で大きな自信となって生きている」と本人も語るように今シーズンも素晴らしいスコアラーぶりを披露。28.6得点&6.9アシスト&5.5リバウンドを記録。今シーズンはこれに加えて3Pでも31.2%とまだまだだが、キャリアハイをマークしている。
 シャックの開幕月の活躍について聞かれると
 「当然の結果だよ。シャックは本当はまだまだ30得点ぐらいわけないんだ。けど、それを今は僕に譲ってくれているだけなんだ。大分前の話になるけど、 ”それでいいの?” って聞いたことがあるんだ。そしたら、 ”かまわない、お前がチームのためになるプレーを続けている限り俺はお前のサポートでもかまわない” ってさ。あのシャックがお目付け役だよ(笑)。気が抜けないよ(笑)」
 とウェイドは答えている。
 怪我で「復帰を急がせることはしない」とP・ライリーHCが常に言ってきたとおり、J・ウィリアムスの復帰が予定より先に延び、12月13日のフェニックス・サンズ戦まで欠場することになった。ウィリアムスは10.9得点&5.3アシストを記録。
 シーズン前には引退の可能性もあったA・モーニングは昨シーズンと変わらない闘争心で7.3得点&5.5リバウンド&2.6ブロックをマーク。今シーズン、シャックが欠場したゲームは9。うち、シーズン終盤の2つについてはモーニングも欠場したが、残り7つではスターターを務め、その間26.3分をプレーし12.3得点&8.9リバウンド&3.0ブロックを記録。今シーズン限りの引退と言われているが、早くもオフになれば「どこにでもいける」(地元紙)と言われるほど、獲得に動くチームは多いだろうといわれている。中には「契約期間は短いが、ミドル例外条項の1部を使って、ベテラン最低保証給以上をオファーするチームも現れるのではないか」とさえ言われている。
 G・ペイトンもウェイドにウィリアムスまでもが欠場する非常事態での開幕も、2人が帰ってくるまでPGだの、SGだのと両Gポジションで奮闘。ウェイドが欠場した開幕から4ゲームでは14.5得点&6.0アシスト&1.5スティールをマーク。特に11月7日の対シアトル・スーパーソニックス戦では23得点&9アシスト&4リバウンドをマークし、「このチームでもプレイオフにきっと進めるよ。ただ、優勝しようと思えばちょっとベテランだけでは長丁場過ぎるけどね(笑)」(シャック)とのコメントが示すとおりの大活躍で勝利に大きく貢献している。
 「今シーズンを振り返って?・・・そうだね。なんだか、自分の仕事がなくなってきている気がするよ。かつては選手を鼓舞したり、落ち着けたりして、82ゲームを戦ってきたが、今のチームにはシャックもいれば、ゲイリーもいる。鼓舞するのはアロンゾやドウェインがいる。何度か ”さぁ!いくぞ!” と気合を入れてロッカールームに乗り込んだらもう既に話し合いがまとまりかけている、なんてこともあったよ(笑)。まぁ、おかげで私は戦術を練るほうに専念できるんだけどね。強いチームというのは強い信頼関係が必ずあるものだ。私とマジックであったり、フィルとジョーダンだったり、オラジュワンとトムジャノヴィッチだったりと。今、私は彼らを文字通り全面的に信頼できる。古臭い言葉と取られるかもしれないが『絆』で結ばれている、と言いなおしてもいいかもしれない。それほどに私は彼らを信頼している。そして彼らも私を信頼してくれている。シーズン開幕からここまで、焦らずにチームを仕上げてきたこともあり、怪我だったプレイヤーも皆、もう問題はない。誰も私たちを止めることはできないだろう。間違いなくね。・・・かつて、私はニューヨーク・ニックスにいた頃、プレイオフで一度もジョーダンを負かすことができなかった。だが、それも今なら十分、互角以上の戦いができるだろう。ただ、93年のブルズがここに現れて、うちと戦い始めたら ”私も見る側にまわりたい” という欲求に打ち勝てるかどうかにだけは、自信はないけどね(笑)」
 シーズンを振り返り、プレイオフへの自信を語るライリーHC。
 噂によると今シーズン前にもHCとして引退を考えていたとされている。また、そうなった場合、シャックも引退していただろうとも言われている。
 「スリーピート」
 自ら商標登録していながら、いまだになしえていないライリーHC。
 今シーズンは53勝29敗。道はまだ半ばなのかもしれない。


  ワシントン・ウィザーズ

 30.7得点&5.6アシスト&3.4リバウンドをマークしたエースのG・アリーナス。
 18.9得点&9.4リバウンド&1.6アシストをマークしたA・ジェイミソン。
 14.7得点&6.6リバウンド&1.9アシストをマークしたC・バトラー。
 この3人に引っ張られ、ウィザーズは43勝39敗で3シーズン連続でプレイオフ進出を果たした。
 だが、「プレイオフには進出した。しかし、そろそろそれだけでは満足とはいえない状況になってきている」(地元紙)というように、このあまりある才能を持つ3名のプレイヤーを擁しながらのこの結果は完全燃焼とは言い難い。
 特に槍玉にあげられたのが、ファール数の多さ。リーグワースト2位の多さ(25.6)を記録したウィザーズは、それに比例するかのようにディフェンスでの批判が多い。ディフェンスはワースト2位、スティールではワースト4位、ブロックではワースト6位と数字上のフォローは存在しない。
 そして、特に地元紙が次いで批判したのはアシスト数の激減。昨シーズンは21.5でリーグ9位だったが、今シーズンは20.1で19位と大いに後退した。
 「確かにそういう批判があるのは知っている。けど、我々はプレイオフに進出し、今シーズンも成功を収めた。まだ改善できていない点があるというのは確かに褒められたことではないけど、それはまた前進することができるというだけのことだ」
 アリーナスはそう話し、チームとしての前進を誓っている。


  オーランド・マジック

 32勝50敗でシーズンを終え、ここしばらく続いている早目のオフを始めることになったオーランド・マジック。
 「復活か!?」と言われたG・ヒルは1999-2000シーズン以来となる70ゲーム以上出場(71ゲーム)を果たし、18.3得点&3.8アシスト&5.5リバウンドを記録した。
 一方、NBA入りから2シーズン続けて82ゲーム全てに出場しているD・ハワードは今シーズンも82ゲーム全てに出場し、16.8得点&11.9リバウンドをマーク。スターターに定着し、遂に2003年1巡目2位指名の実力を見せ始めたD・ミリチッチは10.1得点&6.7リバウンド&2.3ブロックを記録した。
 だが、T・バティは29ゲームを両膝の故障で欠場し、J.J.レディックはNBAに適応しきれず、チームは苦戦から抜け出すことはできなかった。
 今シーズン、11.2得点&6.6リバウンド&2.1アシストを記録したH・ターコルーが今シーズンについてコメント。
 「今はまだ、個々がプレーしているだけの段階。しかし、それだけに注目すると結構満足できるシーズンだったといえると思う。来シーズンは今シーズンの成果をチームとしてどういかすか。今シーズンよりも難しいプレーを来シーズンには皆が求められるだろうけど、きっと大丈夫だと思うよ」
 引退の可能性も囁かれる34歳のG・ヒルは
 「身体と、コーチと、チームと、家族と、周りのいろんな人とじっくり話して決めたい。契約するとしたらそれはオーランドとが第一希望。ここにきて迷惑ばかりかけたからね。まだプレーできるようなら、ここのファンに少しでも恩返しをしたいからね」
 と話し、現役続行となった場合、マジックとの再契約を希望するコメントしている。


  シャーロット・ボブキャッツ

 エメカ・オカフォーはシーズン前、ルーキーシーズンの健康と動きを取り戻すべく、オフに減量に努めた。
 序盤、11月、12月で20.2得点&10.9リバウンドをマークし、キャリアハイのシーズンとなるかと思われたが、年を開け2007年になると状況が一変。要因としては相手チームのディフェンスがオカフォーに集中したこと、オカフォーがそれに対応しパスをさばくことができなかったことがあげられる。(アシストは1.4)
 得点はシーズンを通しては17.6得点とキャリアハイを記録したが、FG%では2006年の44.7からシーズンが終わってみると41.2とキャリア最低。
 明るい話題としては2年目のR・フェルトンが16.3得点&4.6リバウンド&5.9アシストとオールラウンドの活躍に加え、3Pでも36.4%を記録し、高い潜在能力を見せたことか。
 27勝56敗。しかし、まだまだプレイオフへ挑むには力不足であることはシーズンを通して実感せざるを得ないものとなった。


  アトランタ・ホークス

 21勝61敗。ホークスは長い低迷の次期から抜け出せずにいる。
 ルーキーのS・ウィリアムスは11.1得点&7.6リバウンドを序盤はベンチから、後半はスターターとしてマークするも、ターンオーバーは2.4とリーグで悪いほうから31位といい面も悪い面も見せた。A・ハリントンの穴を埋めるほどには至っていない。
 J・ジョンソンは21.3得点&4.3リバウンド&6.6アシストをマークし、充実したシーズンを送ったがチームは勝てない。
 一方、伸び悩んだのがM・ウィリアムス。昨シーズン8.5得点&4.9リバウンドを記録したが、今シーズンはその座をS・ウィリアムスと競い合い、結果としてその競争に敗れる形となり、出場時間が減り、6.5得点&4.0リバウンドに終わっている。
 Z・パチュリアは12.7得点&7.0リバウンドをマークしたが、それもチームを上昇させるほどの力とはならなかった。



イースタン、プレイオフシード順位 ☆カンファレンス首位 ★ディヴィジョン首位 
1.☆★マイアミ・ヒート 53勝29敗
2.★クリーブランド・キャバリアーズ 51勝31敗
3.★ニュージャージー・ネッツ 49勝33敗
4.シカゴ・ブルズ 48勝34敗
5.インディアナ・ペイサーズ 46勝36敗
6.デトロイト・ピストンズ 46勝36敗
7.ワシントン・ウィザーズ 43勝39敗
8.ミルウォーキー・バックス 40勝42敗
フィラデルフィア・76ers 37勝45敗
ニューヨーク・ニックス 34勝48敗
トロント・ラプターズ 34勝48敗
オーランド・マジック 32勝50敗
ボストン・セルティックス 28勝54敗
シャーロット・ボブキャッツ 27勝55敗
アトランタ・ホークス 21勝61敗
注:ペイサーズが5位、ピストンズが6位と同率でなっているのは直接対決でペイサーズが勝ち越している為。



今日が10月14日。
明日から取り掛かるつもりのウェスタンカンファレンス編、ご期待くださっている人がいる以上、開幕に間に合うように書きたいとは思っているのですが・・・。頑張ります(泣)

asua











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