ひと言解説 |
トレードキッカー
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トレードキッカーとは、チームと契約したプレイヤーが他チームへトレードされた場合、プレイヤーのサラリーが上昇する、というもの。 2006年のオフにニューヨーク・ニックスが制限付きFAであるジャレッド・ジェフリーズに対してオファーしたものでは、昇給率が15%とされている。 また、ほかではミネソタ・ティンバーウルブズのケヴィン・ガーネットの契約にもこのトレードキッカーが含まれているという。 要するに、これがあるとそのプレイヤーをトレードしにくい、ということになる。 トレードキッカーによる上昇分の支払いは、トレード元のチーム。しかし、サラリーキャップに計上されるのはトレード先のチーム。 また、トレードが7月1日以前であれば、「契約の残金に対しての決められた%」分が、契約期間に合わせて年割りでキャップに計上される。7月1日以降だと、一括で翌シーズンに計上される。 2005年以降、基本サラリーと、ボーナスが合わせてリーグ規定のサラリーの最大額を超えてはならないと変更された。しかし、これ以前に契約した選手にはこれは適応されず、契約どおり支払われる。 上限は15%で、1契約1度限りで、再度トレードされた場合には適用されない。 サイン&トレードに際には、トレード先がその契約を引き継ぐ為、トレード先がその選手をトレードした場合にそのチームが支払うことになる。 また、基本的に選手の契約期間内での減俸はできないことになっているが、このボーナス分については同意の下であれば、減俸することができる。 |
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